Ryzen 9800X3D ゲーミングPC メモリ容量はどう選ぶ?

目次

Ryzen 9800X3Dに最適なメモリ容量とは

Ryzen 9800X3Dに最適なメモリ容量とは

ゲーミング用途なら32GBが最適解

Ryzen 9800X3Dを搭載したゲーミングPCを組む際、メモリ容量は32GBを選ぶのが最適解です。

16GBでは明らかに不足する場面が増えており、64GBは大半のゲーマーにとってオーバースペックになってしまいますよね。

32GBあれば最新のAAAタイトルを最高設定でプレイしながら、Discordやブラウザを同時起動しても余裕を持って動作することが分かっています。

16GBでは足りない理由

「16GBでも充分じゃないの?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、実際には厳しい状況です。

最新タイトルの推奨スペックを見ると、多くのゲームが16GB以上を要求するようになっています。

例えば「Starfield」や「Cyberpunk 2077」の最高設定では、ゲーム単体で12GB以上のメモリを消費する場合もありますが、Windowsのシステムやバックグラウンドアプリを考えると充分に余裕がなく不満は感じません、とは言えない状況。

特にRyzen 9800X3Dのような高性能CPUを選ぶユーザーは、グラフィックボードもGeForce RTX5070Ti以上やRadeon RX 9070XT以上を組み合わせるケースが多いでしょう。

そうなると4K解像度やレイトレーシングを有効にしたプレイが前提となり、メモリ使用量はさらに増加します。

16GBではスワップが発生してフレームレートが不安定になったり、ゲーム中にカクつきが発生したりするかもしれません。

64GBは本当に必要か

では64GBにすればいいというわけではありません。

確かに余裕はありますが、純粋なゲーミング用途だけを考えると、その余裕を活かせる場面は限定的です。

動画編集や3Dレンダリング、大規模な配信活動を並行するクリエイターであれば64GBの恩恵を受けられますが、ゲームをプレイするだけなら32GBで事足りるのが現実。

コストパフォーマンスの観点からも、32GBと64GBの価格差は決して小さくありません。

その差額をグラフィックボードのグレードアップやストレージ容量の増強に回した方が、体感できる性能向上につながります。

Ryzen 9800X3Dの性能を最大限引き出すには、バランスの取れた構成こそが一番の肝。

メモリ規格とクロック選定のポイント

メモリ規格とクロック選定のポイント

DDR5-5600が標準、それ以上は必要か

Ryzen 9000シリーズはDDR5-5600を標準サポートしており、これが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢になります。

DDR5-6000やDDR5-6400といった高クロックメモリも選択肢がいくつもありますが、ゲーミング性能への影響は限定的です。

ベンチマークテストでは数パーセントの差が出る場合もありますが、実際のゲームプレイで体感できるほどの違いはほとんどないでしょう。

高クロックメモリを選ぶメリットがあるのは、メモリ帯域幅が重要になる特定のアプリケーションを使用する場合です。

例えば大規模なデータセットを扱う科学計算や、メモリアクセスが頻繁に発生する動画エンコード作業などでは、DDR5-6400以上の高速メモリが効果を発揮します。

しかしゲーミングPCとして使うのであれば、DDR5-5600で必要充分な性能を確保できて初めて「賢い選択」といえるのです。

デュアルチャネル構成は絶対条件

メモリ容量を選ぶ際、デュアルチャネル構成にすることは絶対に避けたいですよね、という表現は適切ではなく、むしろデュアルチャネル構成は必須条件です。

32GBを選ぶ場合、16GB×2枚の構成にすることで、メモリ帯域幅が倍増し、Ryzen 9800X3Dの性能を最大限引き出せます。

シングルチャネル構成、つまり32GB×1枚という選択は、ゲーミング性能を大幅に損なう原因になります。

実際のベンチマークでは、デュアルチャネルとシングルチャネルでフレームレートに10〜20%もの差が出ることが分かっています。

特にRyzen 9800X3Dは3D V-Cacheによってキャッシュヒット率が高く、メモリアクセスが発生した際の帯域幅が性能に直結するため、デュアルチャネル構成の重要性が特に高い。

なぜなら、CPUとメモリ間のデータ転送速度がボトルネックになると、せっかくの高性能CPUも本来の力を発揮できないからです。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CP

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CP
【ZEFT R60CP スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Pop XL Silent Black Solid
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CP

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO
【ZEFT Z56BO スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S
【ZEFT Z56S スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF
【ZEFT Z55IF スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF

パソコンショップSEVEN ZEFT R61B

パソコンショップSEVEN ZEFT R61B
【ZEFT R61B スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61B

信頼性の高いメーカーを選ぶべき理由

メモリモジュールの品質は、システムの安定性に直結します。

BTOパソコンを購入する際やパーツを選ぶ際には、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカー製品を選択しましょう。

これらのメーカーは厳格な品質管理を行っており、長期間の安定動作が期待できます。

安価な無名メーカーのメモリを選ぶと、初期不良率が高かったり、長期使用でエラーが発生したりするリスクが高まります。

特にゲーミングPCでは長時間の高負荷動作が前提となるため、メモリの信頼性は極めて重要です。

数千円の価格差をケチって、後々トラブルに悩まされるのは本末転倒ですよね。

用途別メモリ容量の選び方

用途別メモリ容量の選び方

純粋なゲーミング用途

ゲームだけをプレイする、あるいはゲームをメインにしてたまにブラウジングや動画視聴をする程度なら、32GBが最適です。

この容量があれば、最新のAAAタイトルを最高設定でプレイしながら、バックグラウンドでDiscordやSpotifyを起動しても問題ありません。

GeForce RTX5070TiやRadeon RX 9070XTクラスのグラフィックボードと組み合わせて4Kゲーミングを楽しむ場合でも、32GBあれば充分な余裕があります。

レイトレーシングやDLSS 4、FSR 4といった最新技術を活用する際も、メモリ不足に陥ることはないでしょう。

ただし、今後のゲームタイトルがさらにメモリを要求する可能性を考えると、16GBを選ぶのは避けた方がいいでしょう。

メモリは後から増設できますが、最初から32GBにしておけば、少なくとも数年間はメモリ容量について心配する必要はほとんどないでしょう。

ゲーム配信を行う場合

ゲームをプレイしながらTwitchやYouTubeで配信を行う場合、メモリ使用量は大幅に増加します。

配信ソフトウェアのOBS StudioやStreamlabsは、エンコード処理でメモリを消費しますし、配信用のブラウザソースやチャットウィンドウも同時に開くことになります。

この場合も32GBが推奨容量になりますが、配信設定によっては64GBを検討する価値があります。

特に1080p60fpsや1440p60fpsといった高画質配信を行う場合、ゲーム本体とエンコーダーの両方が大量のメモリを使用します。

さらに配信中にシーンを切り替えたり、複数のソースを同時に表示したりする場合、メモリ使用量はピーク時に30GBを超えることもあります。

そうなると32GBでもギリギリになる場面が出てくるため、本格的な配信活動を考えているなら64GBにしておくと安心です。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam


クリエイティブ作業も行う場合

ゲーミングPCをクリエイティブ作業にも使用する場合、用途によってメモリ容量の要件が大きく変わります。

軽い写真編集やちょっとした動画編集程度なら32GBで充分ですが、本格的な動画編集や3Dモデリング、レンダリング作業を行うなら64GB以上が必要になります。

Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveで4K動画を編集する場合、プロジェクトファイルやプレビューデータで大量のメモリを消費します。

特に複数のエフェクトを重ねたり、カラーグレーディングを行ったりする際は、メモリ不足がそのまま作業効率の低下につながってしまいますよね。

3DソフトウェアのBlenderやMayaを使用する場合も、複雑なシーンを扱うには64GB以上が推奨されます。

クリエイティブ作業の頻度や規模によって判断すべきですが、週に数回以上本格的な作業を行うなら、最初から64GBにしておいた方が後悔しません。

実は16GBから32GBへの増設よりも、32GBから64GBへの増設の方が体感できる効果が大きいのです。

BTOパソコンでのメモリ選択術

BTOパソコンでのメモリ選択術

標準構成とカスタマイズの判断基準

BTOパソコンを購入する際、多くのショップではRyzen 9800X3D搭載モデルの標準構成として16GBまたは32GBのメモリが設定されています。

標準で16GBの場合は、必ず32GBへのカスタマイズを選択しましょう。

追加費用は発生しますが、後から自分でメモリを増設する手間とリスクを考えると、購入時にカスタマイズしておく方が賢明です。

標準で32GBが搭載されている場合、ゲーミング用途ならそのままで問題ありません。

64GBへのアップグレードは、前述したような配信やクリエイティブ作業を本格的に行う場合のみ検討すればいいでしょう。

BTOショップによってはメモリのメーカーを選択できる場合もあるので、可能であればCrucial、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーを指定することをおすすめします。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRA

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRA
【ZEFT R60CRA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRA

パソコンショップSEVEN ZEFT R61G

パソコンショップSEVEN ZEFT R61G
【ZEFT R61G スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61G

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH
【ZEFT R60FH スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH

パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF

パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF
【ZEFT R59AF スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7800XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF

メモリ以外のパーツとのバランス

メモリ容量を決める際は、他のパーツとのバランスも考慮する必要があります。

例えばグラフィックボードがGeForce RTX5060やRadeon RX 9060XTといったエントリークラスの場合、64GBのメモリを搭載してもその性能を活かしきれません。

逆にGeForce RTX5090やRadeon RX 9070XTといったハイエンドグラフィックボードを選ぶなら、メモリも32GB以上にしておかないとバランスが悪くなります。

ストレージ容量も重要な要素です。

最新ゲームは100GBを超えるタイトルも珍しくなく、複数のゲームをインストールするなら2TB以上のSSDが必要になります。

メモリを64GBにアップグレードする予算があるなら、ストレージを1TBから2TBに増やす方が、日常的な使い勝手の向上につながる可能性もあります。

CPUクーラーについても、Ryzen 9800X3Dは発熱が抑制されているとはいえ、高負荷時にはそれなりの熱を発します。

空冷クーラーでも充分ですが、静音性や冷却性能を重視するなら、DEEPCOOLやNoctuaの高性能空冷クーラー、あるいは水冷クーラーを選択するのも効果的です。

保証とサポートの確認

BTOパソコンを購入する最大のメリットは、メーカー保証とサポートが受けられることです。

メモリを含むすべてのパーツが保証対象になるため、万が一の不具合にも対応してもらえます。

ただし、購入後に自分でメモリを増設した場合、その部分は保証対象外になることが多いので注意が必要です。

保証期間は標準で1年のショップが多いですが、延長保証オプションを用意しているところもあります。

ゲーミングPCは長時間の高負荷動作が前提となるため、3年程度の延長保証に加入しておくと安心です。

メモリは比較的故障しにくいパーツですが、初期不良や相性問題が発生する可能性はゼロではありません。

購入後すぐに動作確認を行い、問題があればすぐにサポートに連絡しましょう。

メモリ容量と価格のバランス

メモリ容量と価格のバランス

容量別の価格帯

DDR5メモリの価格は、容量とクロック速度によって大きく変動します。

DDR5-5600の32GB(16GB×2)セットは、信頼性の高いメーカー製品で15,000円から20,000円程度が相場です。

64GB(32GB×2)になると、30,000円から40,000円程度になります。

高クロックのDDR5-6400やDDR5-6800になると、さらに価格が上昇します。

32GBセットで20,000円から30,000円、64GBセットで45,000円から60,000円程度になることもあります。

ゲーミング用途では高クロックメモリの恩恵が限定的なことを考えると、DDR5-5600で充分なコストパフォーマンスを得られます。

コストパフォーマンスを最大化する選択

最もコストパフォーマンスが高いのは、DDR5-5600の32GB構成です。

この組み合わせなら、Ryzen 9800X3Dの性能を充分に引き出しながら、メモリに過剰な投資をせずに済みます。

浮いた予算をグラフィックボードやストレージに回せば、より体感できる性能向上が得られます。

例えばメモリを16GBから32GBにアップグレードする費用は約10,000円ですが、この投資は確実にゲーミング体験を向上させます。

一方、32GBから64GBへのアップグレードには約20,000円かかりますが、純粋なゲーミング用途ではその効果を実感できる場面は限られます。

同じ20,000円があれば、GeForce RTX5070からRTX5070Tiへのアップグレードが可能になり、こちらの方がフレームレートの向上に直結します。

将来的な拡張性の考慮

メモリは後から増設できるパーツですが、マザーボードのメモリスロット数には限りがあります。

一般的なATXマザーボードは4スロット、Mini-ITXマザーボードは2スロットです。

最初に16GB×2で32GBにした場合、後から64GBに増やすには、さらに16GB×2を追加するか、既存のメモリを32GB×2に交換する必要があります。

スロットに空きがあれば追加で済みますが、4スロットすべてを使用すると、メモリコントローラーへの負荷が増えて動作が不安定になる可能性があります。

また、異なる時期に購入したメモリを混在させると、相性問題が発生するリスクもあります。

そのため、将来的に64GBへの拡張を考えているなら、最初から32GB×2で64GBにしておくか、あるいは32GB×1で購入して後から32GB×1を追加する方法もありますが、前述の通りシングルチャネルでの運用期間が発生するため推奨できません。

現実的な選択肢としては、最初に32GB(16GB×2)で構成し、本当に必要になったタイミングで既存メモリを売却して64GB(32GB×2)に交換するのが、最もトラブルが少なく確実な方法です。


実際のゲームタイトルでのメモリ使用量

実際のゲームタイトルでのメモリ使用量

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R66P

パソコンショップSEVEN ZEFT R66P
【ZEFT R66P スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66P

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY
【ZEFT Z55IY スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60A

パソコンショップSEVEN ZEFT R60A
【ZEFT R60A スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60A

パソコンショップSEVEN ZEFT R52M-Cube

パソコンショップSEVEN ZEFT R52M-Cube

エッセンシャルゲーマーに贈る、圧倒的パフォーマンスと省スペースデザインのゲーミングPC
大容量64GBメモリとRTX 4060Tiが織り成す、均整の取れたハイスペックモデル
コンパクトながら存在感ある、省スペースコンパクトケースに注目
Ryzen 5 7600が生み出す、スムースで迅速な処理速度を堪能

【ZEFT R52M-Cube スペック】
CPUAMD Ryzen5 7600 6コア/12スレッド 5.10GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 B650I EDGE WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R52M-Cube

最新AAAタイトルの要求スペック

最新のAAAタイトルは、メモリ要求量が年々増加しています。

実際のゲームタイトルでどれだけのメモリが使用されているか、具体的なデータを見ていきましょう。

ゲームタイトル 推奨メモリ 実測使用量(最高設定) 備考
Starfield 16GB 12〜14GB 都市部で増加
Cyberpunk 2077 16GB 11〜13GB レイトレ有効時
Microsoft Flight Simulator 32GB 18〜22GB 高密度エリア
Hogwarts Legacy 16GB 10〜12GB 4K解像度時
The Last of Us Part I 16GB 11〜13GB ウルトラ設定

これらの数値は、ゲーム本体のみの使用量です。
実際にはWindowsのシステムが2〜3GB、Discordやブラウザなどのバックグラウンドアプリが2〜4GB程度のメモリを消費します。
つまり、ゲームが12GBのメモリを使用する場合、システム全体では16〜19GB程度が必要になる計算です。

16GBのメモリでこれらのゲームをプレイすると、メモリ使用率が90%を超えてスワップが発生し、フレームレートの低下やカクつきの原因になります。
32GBあれば余裕を持って動作し、バックグラウンドアプリを気にせずプレイできます。

マルチタスク時のメモリ消費

ゲーマーの多くは、ゲームをプレイしながら他のアプリケーションも使用しています。

典型的なマルチタスク環境でのメモリ使用量を見てみましょう。

使用状況 合計メモリ使用量 16GBでの余裕 32GBでの余裕
ゲーム単体 12GB 4GB(25%) 20GB(62%)
ゲーム+Discord 13.5GB 2.5GB(15%) 18.5GB(57%)
ゲーム+Discord+ブラウザ(10タブ) 15.5GB 0.5GB(3%) 16.5GB(51%)
ゲーム+配信ソフト+Discord 18GB 不足 14GB(43%)

この表から分かるように、16GBでは一般的なマルチタスク環境でもメモリが逼迫します。
特に配信を行う場合は完全に容量不足です。
32GBあれば、どのような使い方でも充分な余裕があり、システムが安定して動作します。

今後のゲームタイトルの傾向

ゲーム開発の傾向を見ると、今後さらにメモリ要求量が増加することが予想されます。

Unreal Engine 5を使用したタイトルが増えており、このエンジンは高品質なグラフィックスを実現する代わりに、大量のメモリを必要とします。

また、オープンワールドゲームの世界規模が拡大し、より多くのアセットをメモリに保持する必要が出てきています。

DirectStorage技術の普及により、SSDから直接GPUメモリへデータを転送できるようになりましたが、システムメモリの重要性が低下するわけではありません。

むしろ、より高速なデータ処理が可能になることで、同時に扱えるデータ量が増え、結果的にメモリ要求量も増加する傾向にあります。

こうした状況を考えると、これからゲーミングPCを新調するなら、最低でも32GBのメモリを搭載しておくべきです。

16GBでは、すでに現時点で余裕がなく、今後リリースされるタイトルでは明らかに不足する可能性が高いと予想しています。

メモリ選択で失敗しないための注意点

メモリ選択で失敗しないための注意点

相性問題を避けるために

メモリの相性問題は、自作PCやBTOパソコンのカスタマイズで最も厄介なトラブルの一つです。

特にRyzen 9000シリーズは、メモリコントローラーの仕様が厳格で、相性問題が発生しやすいともいわれています。

相性問題を避けるには、マザーボードメーカーが公開しているQVL(Qualified Vendor List)に掲載されているメモリを選ぶのが確実です。

BTOパソコンを購入する場合、ショップが動作確認済みのメモリを使用しているため、相性問題のリスクは大幅に低減されます。

これもBTOパソコンを選ぶメリットの一つです。

自分でメモリを選ぶ場合は、Crucial、GSkill、Samsungといった主要メーカーの製品を選び、購入前にマザーボードのQVLを確認しましょう。

XMP/EXPOプロファイルの設定

DDR5メモリは、定格のDDR5-5600で動作させることもできますが、多くの製品はXMP(Intel)やEXPO(AMD)といったオーバークロックプロファイルを搭載しています。

これらのプロファイルを有効にすることで、メモリが本来の性能を発揮できます。

BTOパソコンの場合、出荷時にこれらのプロファイルが有効になっていないことがあります。

購入後、BIOS設定でXMP/EXPOを有効にしているかどうかをチェックしましょう。

設定を忘れると、せっかく高性能なメモリを搭載しても、定格速度でしか動作しないという可能性があるからです。

ただし、オーバークロックプロファイルを有効にすると、システムが不安定になる場合もあります。

特に4枚のメモリを搭載している場合や、高クロックのメモリを使用している場合は、電圧やタイミングの調整が必要になることもあります。

安定性を最優先するなら、定格のDDR5-5600で運用するのも一つの選択肢です。

増設時の注意事項

メモリを後から増設する場合、いくつかの注意点があります。

まず、既存のメモリと同じメーカー、同じ型番、同じクロック速度の製品を選ぶことが重要です。

異なる製品を混在させると、動作が不安定になったり、最悪の場合起動しなくなったりします。

また、メモリスロットの配置にも注意が必要です。

デュアルチャネル動作させるには、マザーボードのマニュアルに従って正しいスロットに装着する必要があります。

一般的には、4スロットあるマザーボードの場合、2番目と4番目のスロット、または1番目と3番目のスロットに装着します。

間違ったスロットに装着すると、シングルチャネルで動作してしまい、性能が半減してしまいますよね。

増設後は、必ずメモリテストを実行しましょう。

Windows標準のメモリ診断ツールや、Memtest86といった専用ソフトウェアを使用して、エラーが発生しないか確認します。

エラーが検出された場合は、メモリの装着をやり直すか、相性問題の可能性を疑う必要があります。

Ryzen 9800X3Dの特性とメモリの関係

Ryzen 9800X3Dの特性とメモリの関係

3D V-Cacheとメモリ帯域幅

Ryzen 9800X3Dの最大の特徴は、3D V-Cache技術による大容量のL3キャッシュです。

この技術により、CPUがメモリにアクセスする頻度が大幅に減少し、ゲーミング性能が向上します。

しかし、これはメモリが重要でないという意味ではありません。

キャッシュミスが発生した際、つまりキャッシュに必要なデータがなくメモリからデータを取得する必要がある場合、メモリの速度と容量が性能に直結します。

特に大規模なオープンワールドゲームや、多数のNPCが登場するシーンでは、キャッシュに収まりきらないデータが発生し、メモリアクセスが頻繁に発生します。

この時、充分なメモリ容量と帯域幅がないと、せっかくの3D V-Cacheの効果が薄れてしまいます。

Zen 5アーキテクチャのメモリコントローラー

Ryzen 9000シリーズのZen 5アーキテクチャは、改良されたメモリコントローラーを搭載しています。

DDR5-5600を標準サポートし、オーバークロックによってDDR5-6400以上での動作も可能です。

メモリコントローラーの効率が向上したことで、レイテンシが改善され、メモリアクセスの遅延が減少しています。

この改良により、Ryzen 9800X3Dは前世代のRyzen 7800X3Dと比較して、メモリ性能の影響をより強く受けるようになりました。

つまり、適切なメモリ構成を選ぶことで、CPUの性能をより引き出せるということです。

逆に、不適切なメモリ構成では、CPUの潜在能力を活かしきれません。

他のRyzen 9000シリーズとの比較

Ryzen 9000シリーズには、9800X3D以外にも9700X、9900X、9950Xなどのモデルがあります。

これらのモデルは3D V-Cacheを搭載していないため、メモリ性能への依存度が9800X3Dよりも高くなります。

特にRyzen 9 9950Xのような16コアモデルでは、複数のコアが同時にメモリにアクセスするため、メモリ帯域幅がボトルネックになりやすい傾向があります。

ゲーミング用途に特化するなら、3D V-Cacheを搭載したRyzen 9800X3Dが最適な選択です。

このCPUとGeForce RTX5070Ti以上、またはRadeon RX 9070XT以上のグラフィックボードを組み合わせ、32GBのDDR5-5600メモリを搭載すれば、現時点で最高レベルのゲーミング性能を実現できます。

具体的な構成例とその理由

具体的な構成例とその理由

エントリーゲーミング構成

予算を抑えつつRyzen 9800X3Dの性能を活かすなら、以下の構成が推奨されます。

CPU: Ryzen 7 9800X3D

メモリ: DDR5-5600 32GB(16GB×2)

グラフィックボード: GeForce RTX5070またはRadeon RX 9070

ストレージ: PCIe Gen.4 SSD 1TB

CPUクーラー: 高性能空冷クーラー(DEEPCOOLやサイズ製)

この構成では、メモリを32GBにすることで、最新ゲームを快適にプレイできます。

グラフィックボードはミドルクラスですが、1440p解像度で高フレームレートを狙えます。

ストレージは1TBで、主要なゲームを数本インストールできる容量です。

メモリを16GBに減らして他のパーツにコストを回すという選択肢もありますが、前述の通り16GBでは現時点でも余裕がなく、すぐに増設が必要になる可能性が高いため推奨しません。

最初から32GBにしておけば、数年間はメモリ容量について心配する必要がありません。

ミドルレンジゲーミング構成

バランスの取れた高性能ゲーミングPCを目指すなら、以下の構成が理想的です。

CPU: Ryzen 7 9800X3D

メモリ: DDR5-5600 32GB(16GB×2)

グラフィックボード: GeForce RTX5070TiまたはRadeon RX 9070XT

ストレージ: PCIe Gen.4 SSD 2TB

CPUクーラー: 簡易水冷クーラー(DEEPCOOLやCorsair製)

この構成なら、4K解像度でのゲーミングも視野に入ります。

メモリは32GBで充分ですが、配信も本格的に行いたい場合は64GBへのアップグレードを検討してもいいでしょう。

ストレージを2TBにすることで、複数の大型ゲームをインストールしても余裕があります。

簡易水冷クーラーを選択することで、Ryzen 9800X3Dを長時間高負荷で動作させても、温度を適切に管理できます。

静音性も高く、快適なゲーミング環境を実現できます。

ハイエンド配信・クリエイター構成

ゲーミングだけでなく、配信やクリエイティブ作業も本格的に行うなら、以下の構成が推奨されます。

CPU: Ryzen 7 9800X3D

メモリ: DDR5-5600 64GB(32GB×2)

グラフィックボード: GeForce RTX5080またはRTX5090

ストレージ: PCIe Gen.5 SSD 2TB + PCIe Gen.4 SSD 4TB

CPUクーラー: 高性能簡易水冷クーラー(360mmラジエーター)

この構成では、メモリを64GBにすることで、ゲームをプレイしながら高画質配信を行い、さらにバックグラウンドで動画のエンコードを実行するといったヘビーなマルチタスクにも対応できます。

ストレージは高速なGen.5 SSDをシステムドライブとし、大容量のGen.4 SSDをゲームや作業ファイルの保存用にする二段構成です。

グラフィックボードはRTX5080以上を選択することで、レイトレーシングを有効にした4Kゲーミングや、8K動画の編集も可能になります。

極上のゲーミング体験を楽しみたいなら、これ一択。

メモリ以外で性能に影響する要素

メモリ以外で性能に影響する要素

ストレージ速度の重要性

メモリ容量と同様に、ストレージの速度もゲーミング体験に大きく影響します。

最新のゲームはロード時間が長く、特にオープンワールドゲームでは、エリア移動のたびにデータを読み込む必要があります。

PCIe Gen.4 SSDなら、読込速度が7,000MB/s前後に達し、ロード時間を大幅に短縮できます。

PCIe Gen.5 SSDはさらに高速ですが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要です。

また、価格も高いため、コストパフォーマンスを考えるとGen.4 SSDが現時点では最適な選択です。

容量は最低でも1TB、できれば2TB以上を選びましょう。

最新ゲームは100GBを超えるタイトルも多く、1TBではすぐに容量不足になってしまいますよね。

グラフィックボードとのバランス

Ryzen 9800X3Dは非常に高性能なCPUですが、グラフィックボードが低性能では、その能力を活かしきれません。

1080p解像度でのゲーミングなら、GeForce RTX5060TiやRadeon RX 9060XTでも充分ですが、1440pや4Kを目指すなら、RTX5070Ti以上やRX 9070XT以上が必要です。

グラフィックボードの選択は、プレイするゲームのジャンルや目標とする解像度・フレームレートによって変わります。

競技性の高いFPSゲームで240fps以上を狙うなら、RTX5080やRTX5090といったハイエンドモデルが必要になります。

一方、シングルプレイのRPGやアドベンチャーゲームを60fpsで楽しむなら、RTX5070でも充分な性能を発揮します。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48470 101975 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32005 78104 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30015 66787 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 29939 73454 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27040 68956 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26386 60263 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21850 56823 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19829 50503 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16485 39387 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15922 38215 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15784 37992 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14572 34934 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13681 30871 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13143 32373 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10773 31755 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10603 28596 115W 公式 価格

電源ユニットの容量

高性能なCPUとグラフィックボードを搭載する場合、電源ユニットの容量も重要です。

Ryzen 9800X3DのTDPは120Wですが、ピーク時にはそれ以上の電力を消費します。

グラフィックボードも、RTX5070Tiで220W、RTX5080で360W、RTX5090で575Wの電力を必要とします。

これらを合計し、さらにマザーボードやストレージ、冷却ファンなどの消費電力を加えると、システム全体で500W〜800W程度の電力が必要になります。

電源ユニットは、最大消費電力の1.5倍程度の容量を持つものを選ぶのが安全です。

つまり、RTX5070Ti構成なら750W、RTX5080構成なら850W、RTX5090構成なら1000W以上の電源ユニットが推奨されます。

電源ユニットの品質も重要で、80 PLUS Gold以上の認証を取得した製品を選びましょう。

安価な電源ユニットは効率が悪く、発熱や騒音の原因になるだけでなく、最悪の場合システムを破損させる可能性もあります。

よくある質問

よくある質問

メモリは後から増設できますか

メモリは後から増設可能なパーツです。

ただし、既存のメモリと同じ製品を選ぶ必要があり、異なる製品を混在させると動作が不安定になる可能性があります。

また、マザーボードのメモリスロット数には限りがあるため、将来的な拡張を考えて最初から適切な容量を選ぶことをおすすめします。

BTOパソコンの場合、購入後の増設は保証対象外になることが多いので、購入時にカスタマイズしておく方が安心です。

DDR5-5600とDDR5-6400の性能差は体感できますか

ゲーミング用途では、DDR5-5600とDDR5-6400の性能差はほとんど体感できません。

ベンチマークテストでは数パーセントの差が出ますが、実際のゲームプレイでフレームレートの違いを感じることは稀です。

価格差を考えると、DDR5-5600を選んで浮いた予算を他のパーツに回す方が、総合的な性能向上につながります。

クリエイティブ作業でメモリ帯域幅が重要な場合のみ、高クロックメモリを検討する価値があります。

16GB×2と32GB×1ではどちらが良いですか

16GB×2のデュアルチャネル構成が圧倒的に優れています

32GB×1のシングルチャネル構成では、メモリ帯域幅が半減し、ゲーミング性能が10〜20%低下します。

Ryzen 9800X3Dの性能を最大限引き出すには、デュアルチャネル構成が必須です。

将来的に64GBに増やす予定があっても、最初は16GB×2で構成し、必要になったタイミングで32GB×2に交換する方が、性能面で有利です。

ゲーム配信には何GBのメモリが必要ですか

ゲーム配信の画質や設定によって必要なメモリ容量は変わりますが、基本的には32GBが推奨です。

1080p60fpsの配信なら32GBで充分ですが、1440p60fpsや複数のシーンを使用する複雑な配信を行う場合は、64GBにしておくと安心です。

配信ソフトウェアのOBS Studioは、エンコード設定によって2〜6GBのメモリを消費するため、ゲーム本体とバックグラウンドアプリを合わせると、ピーク時に30GB以上使用することもあります。

メモリのRGB機能は性能に影響しますか

メモリのRGB LEDは、性能には一切影響しません。

純粋に見た目の好みの問題です。

RGB機能付きメモリは、通常のメモリよりも価格が高くなる傾向がありますが、性能は同じです。

ケース内部を光らせたい、統一感のあるRGB環境を構築したいという場合は選択する価値がありますが、性能を最優先するなら、RGB機能のない製品を選んで予算を節約するのも賢い選択です。

Ryzen 9800X3DにはDDR4メモリは使えますか

Ryzen 9000シリーズはDDR5専用で、DDR4メモリには対応していません。

マザーボードもDDR5専用となっており、DDR4メモリを装着することはできません。

以前のシステムからDDR4メモリを流用することはできないため、Ryzen 9800X3Dに移行する際は、新たにDDR5メモリを購入する必要があります。

DDR5メモリの価格は以前より下がっており、32GBセットでも15,000円から20,000円程度で購入できます。

メモリのタイミングは重要ですか

メモリのタイミング(CL値など)は、理論上は性能に影響しますが、ゲーミング用途では体感できるほどの差はありません。

例えばCL30とCL40の違いは、ベンチマークテストでは測定できますが、実際のゲームプレイでフレームレートの違いを感じることはほとんどないでしょう。

タイミングの良いメモリは価格が高くなる傾向があるため、コストパフォーマンスを重視するなら、標準的なタイミングの製品を選んで問題ありません。

BTOパソコンのメモリは自分で交換できますか

技術的には可能ですが、BTOパソコンの保証規約によっては、ユーザーによるパーツ交換が保証対象外になる場合があります。

購入前に保証規約を確認し、メモリ交換が可能かどうかをチェックしましょう。

多くのBTOショップでは、メモリの増設や交換は比較的寛容ですが、作業中に他のパーツを破損させた場合は保証が効かなくなります。

自信がない場合は、購入時に希望する容量にカスタマイズしておくか、ショップのアップグレードサービスを利用する方が安全です。

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