液タブ併用なら イラスト制作 PC 選び方が変わる

目次

液タブを使うイラスト制作では何が変わるのか

液タブを使うイラスト制作では何が変わるのか

液タブ環境で求められるPC性能は板タブと異なる

液タブを使ったイラスト制作では、PC本体に求められる性能が板タブ環境とは大きく異なることが分かっています。

液タブは独立したディスプレイとして機能するため、メインモニターと合わせて2画面以上の出力が必要になりますし、高解像度の液タブを快適に動かすにはグラフィック処理能力も相応に必要です。

私自身、板タブから液タブに移行した際、それまで使っていたPCでは明らかに動作が重くなってしまいましたよね。

特にClip Studio PaintやPhotoshopで大きなキャンバスサイズで作業していると、ブラシの追従性が悪化したり、レイヤー操作時の待ち時間が発生したりするかもしれません。

マルチディスプレイ出力がボトルネックになる

液タブ環境では最低でも2画面、作業効率を考えると3画面構成にする方もいるのではないでしょうか。

この時、グラフィックボードの映像出力端子の数と種類が重要になってきます。

液タブの多くはDisplayPortまたはHDMI接続を必要とするため、端子の組み合わせを事前に確認しておく必要があります

最近の液タブは4K解像度のモデルも増えており、高解像度での作業が当たり前になっています。

4K液タブとフルHDのメインモニターを同時に駆動する場合、グラフィックボードには相当な負荷がかかります。

さらにイラストソフトを起動して数十枚のレイヤーを重ねた状態で作業すると、VRAM(ビデオメモリ)の消費量も無視できません。

イラスト制作特有の負荷パターンを理解する

イラスト制作では、ゲームのように常に高負荷がかかり続けるわけではありませんが、特定の操作で瞬間的に大きな負荷が発生します。

例えば高解像度ブラシでの描画、フィルター適用、大量のレイヤーを含むファイルの保存などです。

これらの処理では、CPUの単コア性能とメモリ帯域幅が特に重要。

なぜなら、イラストソフトの多くはマルチコア最適化が不完全で、一部の処理は単一コアに依存するからです。

液タブ環境に最適なグラフィックボードの選び方

液タブ環境に最適なグラフィックボードの選び方

VRAMは最低8GB、推奨12GB以上を確保する

液タブでイラスト制作をするなら、グラフィックボードのVRAM容量が作業の快適性を大きく左右します。

フルHD液タブなら8GBでも何とかなりますが、4K液タブを使用する場合や、3D機能を活用したイラスト制作をするなら12GB以上は確保した方がいいでしょう。

現行のGeForce RTX 50シリーズでは、RTX5060Tiが8GB、RTX5070が12GB、RTX5070Tiが16GBのVRAMを搭載しています。

コストパフォーマンスを考えると、RTX5070が最もバランスが取れた選択肢になりますが、予算に余裕があるならRTX5070Tiを選ぶことで将来的な解像度アップグレードにも対応できます。

Radeon系を選ぶなら、RX 9070XTが16GB、RX 9070が12GBのVRAMを搭載しており、イラスト制作用途では十分な容量です。

特にRX 9070XTはコストパフォーマンスに優れており、GeForce系と比較しても価格面でのアドバンテージがあります。

DisplayPort出力の数と規格を確認する

液タブの多くはDisplayPort接続を推奨しており、特に4K/60Hz以上で動作させるにはDisplayPort 1.4以降が必要になります。

GeForce RTX 50シリーズはDisplayPort 2.1bに対応しており、8K解像度でも余裕を持って出力できる帯域を確保しています。

私が実際にBTOパソコンをカスタマイズする際には、グラフィックボードの仕様書で出力端子の構成を必ず確認するようにしています。

例えばDisplayPort×3、HDMI×1という構成なら、4K液タブ、フルHDメインモニター、サブモニターの3画面構成が可能です。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA
【ZEFT R59FBA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG
【ZEFT R59FG スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AJ
【ZEFT R60AJ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CS
【ZEFT R60CS スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AV

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AV
【ZEFT R60AV スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 B650I EDGE WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AV

3D機能を使うならレイトレーシング性能も視野に

Clip Studio PaintやBlenderなど、3D機能を活用したイラスト制作をするなら、レイトレーシング性能も重要な選択基準になります。

GeForce RTX 50シリーズは第4世代RTコアを搭載しており、3Dプレビューやレンダリング速度が大幅に向上しています。

Radeon RX 90シリーズも3rd世代レイトレ加速器を搭載していますが、現時点ではGeForce系の方がイラストソフトとの互換性や最適化が進んでいる印象を受けます。

特にAdobeソフトウェアとの連携を考えるとGeForce系が無難な選択といえるのです。

グラフィックボード VRAM容量 推奨用途 価格帯
GeForce RTX5060Ti 8GB フルHD液タブ、軽量イラスト制作 エントリー
GeForce RTX5070 12GB 4K液タブ、標準的なイラスト制作 ミドル
GeForce RTX5070Ti 16GB 4K液タブ、3D併用イラスト制作 ミドルハイ
Radeon RX 9070 12GB 4K液タブ、コスパ重視 ミドル
Radeon RX 9070XT 16GB 4K液タブ、高負荷作業 ミドルハイ

CPUはシングルコア性能を最優先する

CPUはシングルコア性能を最優先する

イラストソフトはマルチコア最適化が不完全

イラスト制作用PCを選ぶ際、多くの方が「コア数が多い方が有利」と考えてしまいますよね。

しかし実際には、Clip Studio Paint、Photoshop、SAIといった主要イラストソフトは、一部の処理を除いてマルチコア最適化が十分ではありません。

ブラシストロークの描画、レイヤー合成、フィルター適用など、頻繁に使う機能の多くは単一コアまたは少数のコアに処理が集中します。

そのため、コア数よりもシングルコア性能(クロック周波数とIPC)を重視したCPU選びが液タブ環境では特に重要になってきます。

高クロックで動作するCPUを選ぶことで、ブラシの追従性が向上し、大きなキャンバスでの作業も快適になります。

Intel Core Ultra 7シリーズが最適解

現行のIntel Core Ultraシリーズでは、Core Ultra 7 265Kまたは265KFがイラスト制作用途に最もバランスが取れています。

Lion Coveアーキテクチャによる高いシングルコア性能と、適度なコア数(8P+12E)により、イラストソフトの動作とバックグラウンドタスクの両立が可能です。

私が実際にCore Ultra 7 265KFを搭載したPCで4K液タブを使用したところ、5000×5000ピクセルのキャンバスでも遅延を感じることなく作業できました。

特にClip Studio Paintの手ぶれ補正を強めにかけた状態でも、ブラシの追従性が損なわれないのは驚きのひとことです。

Core Ultra 9シリーズも選択肢がいくつもありますが、イラスト制作だけを考えるとオーバースペックになりがちで、コストパフォーマンスの面でCore Ultra 7に劣ります。

動画編集や3Dレンダリングも頻繁に行うなら検討する価値はありますが、純粋なイラスト制作用途ならCore Ultra 7で十分です。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 42867 2467 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42622 2271 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41657 2262 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 40954 2360 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38432 2080 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38357 2051 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37128 2358 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37128 2358 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35505 2199 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35365 2236 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33623 2210 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32768 2239 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32402 2104 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32292 2195 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29136 2042 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28425 2158 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28425 2158 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25347 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25347 2177 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 22992 2214 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 22980 2094 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20770 1861 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19426 1939 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17658 1818 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 15980 1780 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15226 1983 公式 価格


AMD Ryzen 7 9800X3Dも有力候補

AMD系を選ぶなら、Ryzen 7 9800X3Dが最有力候補になります。

3D V-Cacheによる大容量キャッシュが、大きなファイルサイズのイラストデータを扱う際に効果を発揮します。

特にレイヤー数が100枚を超えるような複雑なイラストファイルでは、キャッシュヒット率の高さが体感速度に直結するのです。

Ryzen 7 9700Xもコストパフォーマンスに優れた選択肢ですが、X3Dモデルとの価格差を考えると、長期的な快適性を重視するなら9800X3Dを選んだ方が後悔しない手はありませんね。

クロック周波数とターボブースト性能を確認する

CPUを選ぶ際には、ベースクロックだけでなくターボブースト時の最大クロックも確認しましょう。

イラスト制作では瞬間的な高負荷が頻繁に発生するため、ターボブースト性能が高いCPUの方が体感速度が向上します。

Core Ultra 7 265Kはターボブースト時に5.5GHz程度まで到達し、Ryzen 7 9800X3Dも5.2GHz程度まで上昇します。

この数百MHzの差が、実際のブラシストローク時の反応速度に影響を与えるため、仕様表をしっかり確認することが大切です。

CPU コア構成 最大クロック 推奨用途
Core Ultra 7 265K/KF 8P+12E 5.5GHz 4K液タブ、高速描画重視
Core Ultra 5 235/F 6P+8E 5.1GHz フルHD液タブ、コスパ重視
Ryzen 7 9800X3D 8コア 5.2GHz 大容量ファイル、複雑なレイヤー構成
Ryzen 7 9700X 8コア 5.5GHz 標準的なイラスト制作

メモリは32GB以上、DDR5-5600を選ぶ

メモリは32GB以上、DDR5-5600を選ぶ

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7870D/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7870D/S9
【SR-ar7-7870D/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen7 8700G 8コア/16スレッド 5.10GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN SR-ar7-7870D/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R60BN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60BN
【ZEFT R60BN スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7800XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BN

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DA

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DA

ハイパフォーマンスとコスパを両立した、ゲーミングPCの最新スタンダードモデル!
大容量32GB DDR5メモリに最新GeForce搭載、進化のバランスが鍵!
流麗なCorsair Airflowケース、透明パネルが美しくハードを際立てるデザイン
ハートに宿るRyzen 5 7600、新時代を切り開くクロックスピード

【ZEFT R56DA スペック】
CPUAMD Ryzen5 7600 6コア/12スレッド 5.10GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT R56DA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF

パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF
【ZEFT R59AF スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7800XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF

液タブ環境では16GBでは不足する

板タブ環境なら16GBのメモリでも何とかなる場合もありますが、液タブを使用する場合は話が変わってきます。

液タブ自体が追加のディスプレイとして機能するため、グラフィックドライバーやウィンドウマネージャーのメモリ消費が増加しますし、高解像度液タブではフレームバッファーのサイズも大きくなります。

液タブでイラスト制作をするなら、メモリは32GBを最低ラインと考えるべきです。

Clip Studio Paintで大きなキャンバスを開き、Photoshopで参考資料を表示し、ブラウザでリファレンス画像を検索するという一般的な作業フローでは、16GBではメモリスワップが発生してしまいますよね。

DDR5-5600が現在の標準規格

Intel Core UltraシリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも、DDR5メモリに対応しており、DDR5-5600が標準的な動作周波数になっています。

イラスト制作用途では、メモリの動作周波数よりも容量の方が重要ですが、DDR5の高帯域幅は大容量ファイルの読み書き時に効果を発揮します。

私がBTOパソコンをカスタマイズする際には、メモリメーカーとしてMicron(Crucial)またはG.Skillを選ぶようにしています。

これらのメーカーは品質が安定しており、長期使用でもエラーが発生しにくいという実績があります。

デュアルチャネル構成は必須

メモリを32GB搭載する場合、16GB×2枚のデュアルチャネル構成にすることが重要です。

32GB×1枚のシングルチャネル構成では、メモリ帯域幅が半減してしまい、イラストソフトのパフォーマンスが大きく低下します。

特に大きなブラシサイズで描画する際や、多数のレイヤーを含むファイルを操作する際には、メモリ帯域幅がボトルネックになる可能性があるからです。

BTOパソコンを注文する際には、メモリ構成の詳細を確認し、必ずデュアルチャネル構成になっているかどうかをチェックしましょう。

64GBは3D併用や動画編集をする場合に検討

純粋なイラスト制作だけなら32GBで十分ですが、Blenderなどで3Dモデリングも行う場合や、After Effectsで動画編集をする場合は64GBへの増設を検討する価値があります。

特に4K液タブで8K解像度のイラストを制作するような場合には、64GBあると作業の快適性が大きく向上します。

ただし、メモリ容量を増やせばいいというわけではありません。

使用するソフトウェアの推奨スペックと、実際の作業内容を照らし合わせて、適切な容量を選ぶことが大切です。

ストレージはGen.4 SSDの2TBが最適解

ストレージはGen.4 SSDの2TBが最適解

イラストファイルは想像以上に容量を消費する

液タブで本格的にイラスト制作を始めると、ファイルサイズの大きさに驚く方もいるのではないでしょうか。

4K解像度のキャンバスで、レイヤーを50枚以上重ねたClip Studio Paintファイルは、簡単に1GB以上になります。

PSD形式で保存すればさらに大きくなりますし、作業途中の自動バックアップファイルも含めると、1つのイラストプロジェクトで数GBを消費することも珍しくありません。

イラスト制作用PCのストレージは、最低でも1TB、推奨は2TB以上を確保する必要があります

システムドライブとデータドライブを分けるなら、システム用に500GB、データ用に2TB以上という構成が理想的です。


Gen.4 SSDがコストと性能のバランスが良い

現在のストレージ市場では、PCIe Gen.5 SSDとGen.4 SSDが選択肢がいくつもあります。

Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。

また価格もGen.4の1.5倍から2倍程度と高額です。

イラスト制作用途では、Gen.5の超高速性能を活かせる場面は限られており、Gen.4 SSDで十分な性能が得られます。

Gen.4 SSDでも7,000MB/s程度の読込速度があり、大容量のイラストファイルを開く際の待ち時間はほとんど気になりません。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN SR-ii9-9270A/S9

パソコンショップSEVEN SR-ii9-9270A/S9
【SR-ii9-9270A/S9 スペック】
CPUIntel Core i9 14900 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット500W 80Plus STANDARD認証 電源ユニット (Thermaltake製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ii9-9270A/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z45DBI

パソコンショップSEVEN ZEFT Z45DBI
【ZEFT Z45DBI スペック】
CPUIntel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6600Gbps WD製)
ケースCoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ホワイト
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45DBI

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CO

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CO
【ZEFT Z55CO スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CO

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52B

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52B
【ZEFT Z52B スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6800Gbps Crucial製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52B

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AW

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AW
【ZEFT Z55AW スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster COSMOS C700M
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AW

信頼性の高いメーカーを選ぶ

ストレージは作品データを保存する重要なパーツですから、信頼性の高いメーカーを選ぶことが絶対に避けたいですよね。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった大手メーカーの製品なら、長期保証も付いており安心です。

私自身、過去にマイナーメーカーのSSDを使用して、わずか1年でデータが読み出せなくなった経験があります。

幸いバックアップがあったため被害は最小限でしたが、それ以来、ストレージだけは妥協せずに信頼性を最優先するようになりました。

BTOパソコンを注文する際には、SSDメーカーを選択できるショップを選ぶことをおすすめします。

標準構成では無名メーカーのSSDが搭載されている場合もあるため、カスタマイズ画面で必ずメーカーを確認することが大切です。

バックアップ用に外付けストレージも用意する

PC内蔵のSSDだけでなく、バックアップ用の外付けストレージも必ず用意しましょう。

外付けSSDまたはNASを使って、定期的に作品データをバックアップする習慣をつけることで、万が一のデータ損失に備えられます。

クラウドストレージも選択肢の一つですが、大容量のイラストファイルをアップロードするには時間がかかりますし、月額料金も発生します。

ローカルの外付けストレージとクラウドストレージを併用することで、より安全なバックアップ体制を構築できます。

ストレージ構成 システム用 データ用 推奨用途
シングルドライブ 2TB Gen.4 SSD 標準的なイラスト制作
デュアルドライブ 500GB Gen.4 SSD 2TB Gen.4 SSD データ管理重視
トリプルドライブ 500GB Gen.4 SSD 2TB Gen.4 SSD 4TB HDD(アーカイブ用)

冷却システムは空冷で十分だが静音性を重視する

冷却システムは空冷で十分だが静音性を重視する

液タブ作業では静音性が作業効率に影響する

液タブを使ったイラスト制作では、長時間集中して作業することが多く、PC本体の動作音が気になる方もいると思います。

特に深夜の作業では、ファンの回転音が耳障りに感じられることもあるでしょう。

現行のCore Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは、旧世代と比較して発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも十分に冷却できます。

ただし、標準的なリテールクーラーでは冷却性能が不足する場合があるため、サードパーティ製の高性能空冷クーラーを選ぶことをおすすめします。

DEEPCOOLやサイズ製の空冷クーラーが人気

BTOパソコンのカスタマイズでは、DEEPCOOLやサイズ(Scythe)製の空冷CPUクーラーが選択できることが多く、これらは冷却性能と静音性のバランスに優れています。

特にサイズの虎徹シリーズやDEEPCOOLのAK400シリーズは、ミドルレンジCPUの冷却には充分ですが、ハイエンドCPUを使用する場合は力不足になることもあります。

Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9800X3Dクラスを使用するなら、より大型のツインタワー型空冷クーラーや、簡易水冷クーラーを検討した方が良いでしょう。

簡易水冷なら240mmまたは280mmラジエーターのモデルが、冷却性能と静音性、価格のバランスが取れています。

ケースのエアフローも重要

CPUクーラーだけでなく、PCケース全体のエアフローも冷却性能に大きく影響します。

液タブ環境では、グラフィックボードも相応の発熱をするため、ケース内の熱気を効率的に排出する必要があります。

フロントに吸気ファン、リアとトップに排気ファンを配置した標準的なエアフロー構成が基本ですが、高性能グラフィックボードを搭載する場合は、ボトムにも吸気ファンを追加することで冷却効果が向上します。

BTOパソコンを注文する際には、ケースファンの構成もカスタマイズできるショップを選ぶと良いでしょう。

静音性重視ならケース選びも慎重に

静音性を最優先するなら、防音材を内蔵したケースや、ファンの回転数を抑えられる大型ケースを選ぶことが効果的です。

Fractal Designの木製パネルケースなどは、デザイン性と静音性を両立しており、イラスト制作用PCにも適しています。

ただし、完全な無音を求めるとエアフローが犠牲になり、冷却性能が低下する可能性があるからです。

適度なファン音は許容しつつ、不快な高周波ノイズを抑えるという方向性が現実的といえます。

BTOパソコンのカスタマイズで押さえるべきポイント

BTOパソコンのカスタマイズで押さえるべきポイント

グラフィックボードとCPUのバランスを考える

BTOパソコンをカスタマイズする際、最も重要なのはグラフィックボードとCPUのバランスです。

高性能なグラフィックボードを選んでもCPUが貧弱では性能を引き出せませんし、逆にハイエンドCPUを選んでもグラフィックボードが低性能では液タブ環境が快適になりません。

液タブでのイラスト制作を主目的とするなら、CPU:グラフィックボードの予算配分を6:4程度にすることが理想的です。

例えば、Core Ultra 7 265KFとGeForce RTX5070の組み合わせ、またはRyzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070XTの組み合わせが、バランスの取れた構成といえます。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48470 101975 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32005 78104 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30015 66787 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 29939 73454 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27040 68956 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26386 60263 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21850 56823 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19829 50503 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16485 39387 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15922 38215 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15784 37992 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14572 34934 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13681 30871 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13143 32373 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10773 31755 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10603 28596 115W 公式 価格

電源ユニットは余裕を持った容量を選ぶ

グラフィックボードとCPUの消費電力を合計し、それに50%程度の余裕を持たせた容量の電源ユニットを選ぶことが大切です。

GeForce RTX5070とCore Ultra 7 265Kの組み合わせなら、合計消費電力は約400W程度ですから、650W以上の電源ユニットが適切です。

電源ユニットの効率規格は、80PLUS BronzeよりもGoldまたはPlatinumを選んだ方が、長期的な電気代の節約になります。

また、高効率な電源ユニットは発熱も少なく、ファンの回転数も抑えられるため静音性にも貢献します。

マザーボードの拡張性を確認する

BTOパソコンでは、マザーボードの選択肢が限られている場合が多いですが、可能であれば拡張性の高いモデルを選びましょう。

特にM.2スロットの数は重要で、将来的にストレージを増設する際に便利です。

また、USB端子の数と種類も確認しておくべきです。

液タブはUSB接続のモデルも多く、さらにペンタブレット、外付けストレージ、キーボード、マウスなどを接続すると、USB端子が不足する可能性があるからです。

USB 3.2 Gen2以上の高速端子が複数あるマザーボードを選ぶことで、周辺機器の接続に困ることがなくなります。

保証とサポート体制を重視する

BTOパソコンショップを選ぶ際には、価格だけでなく保証期間とサポート体制も重要な判断基準になります。

標準保証が1年のショップよりも、3年保証が選択できるショップの方が安心です。

また、故障時の対応速度や、電話サポートの品質も事前に口コミなどで確認しておくと良いでしょう。

イラスト制作を仕事にしている場合、PCの故障は直接収入に影響するため、迅速なサポートが受けられるショップを選ぶことが重要です。

完成品PCを選ぶ場合の注意点

完成品PCを選ぶ場合の注意点

カスタマイズ性の低さがデメリット

完成品のデスクトップPCは、BTOパソコンと比較してカスタマイズ性が低く、パーツの選択肢がほとんどありません。

メーカー製PCの多くは、独自規格のマザーボードや電源ユニットを使用しており、将来的なアップグレードが困難な場合もあります。

液タブ環境でイラスト制作をするなら、グラフィックボードの選択肢が豊富なBTOパソコンの方が適しています。

完成品PCでは、搭載されているグラフィックボードが液タブ環境に適していない場合もあるため、仕様を細かく確認する必要があります。

メーカー製PCはプリインストールソフトが多い

メーカー製の完成品PCには、多数のプリインストールソフトが含まれており、これらがバックグラウンドで動作することでシステムリソースを消費します。

イラスト制作に不要なソフトをアンインストールする手間がかかりますし、一部のソフトは完全に削除できない場合もあります。

BTOパソコンなら、OSとドライバー以外のソフトがほとんどインストールされていないクリーンな状態で届くため、すぐにイラスト制作環境を構築できます。

この点も、BTOパソコンを選ぶメリットの一つといえるのです。

価格面でもBTOパソコンが有利

同等のスペックで比較すると、完成品PCよりもBTOパソコンの方が価格が安い傾向があります。

メーカー製PCは、ブランド価値やサポート体制の充実度が価格に反映されているため、純粋な性能対価格比ではBTOパソコンに劣ります。

ただし、メーカー製PCには独自の保証サービスや、全国の店舗でサポートが受けられるというメリットもあります。

PC初心者で、手厚いサポートを重視するなら、メーカー製PCも選択肢に入るでしょう。

液タブ環境に最適なPC構成例

液タブ環境に最適なPC構成例

エントリー構成:フルHD液タブ向け

フルHD解像度の液タブで、趣味レベルのイラスト制作を始める方には、以下の構成がコストパフォーマンスに優れています。

CPUはCore Ultra 5 235FまたはRyzen 5 9600を選び、グラフィックボードはGeForce RTX5060Tiの8GBモデルを搭載します。

メモリは32GB(16GB×2)のDDR5-5600、ストレージは1TBのGen.4 SSDという構成です。

この構成なら、Clip Studio PaintやPhotoshopで3000×3000ピクセル程度のキャンバスを快適に扱えます。

予算は本体のみで15万円前後が目安になりますが、液タブ本体の価格も考慮すると、トータルで25万円程度の投資が必要です。

スタンダード構成:4K液タブ向け

4K解像度の液タブで、本格的なイラスト制作をする方には、以下の構成が最もバランスが取れています。

CPUはCore Ultra 7 265KFまたはRyzen 7 9800X3D、グラフィックボードはGeForce RTX5070の12GBモデルまたはRadeon RX 9070XTの16GBモデルを選びます。

メモリは32GB(16GB×2)のDDR5-5600、ストレージは2TBのGen.4 SSDという構成です。

この構成なら、5000×5000ピクセル以上の大きなキャンバスでも快適に作業でき、レイヤー数が100枚を超えるような複雑なイラストでも動作が重くなることはありません。

予算は本体のみで25万円から30万円程度が目安です。

ハイエンド構成:3D併用・動画編集も視野

イラスト制作だけでなく、Blenderでの3Dモデリングや、After Effectsでの動画編集も行う方には、以下のハイエンド構成がおすすめです。

CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3D、グラフィックボードはGeForce RTX5070Tiの16GBモデルを選びます。

メモリは64GB(32GB×2)のDDR5-5600、ストレージはシステム用に1TBのGen.4 SSD、データ用に4TBのGen.4 SSDという構成です。

この構成なら、8K解像度のイラスト制作や、リアルタイムレンダリングを使った3D作業も快適にこなせます。

予算は本体のみで40万円以上になりますが、プロフェッショナルな制作環境を求めるなら投資する価値があります。

構成レベル CPU GPU メモリ ストレージ 予算目安
エントリー Core Ultra 5 235F RTX5060Ti 8GB 32GB 1TB Gen.4 15万円
スタンダード Core Ultra 7 265KF RTX5070 12GB 32GB 2TB Gen.4 25万円
ハイエンド Core Ultra 9 285K RTX5070Ti 16GB 64GB 1TB+4TB Gen.4 40万円

モニター配置と作業環境の最適化

モニター配置と作業環境の最適化

液タブの配置で作業効率が変わる

液タブを導入する際、どのように配置するかで作業効率が大きく変わります。

私自身、何度も配置を変更して試行錯誤した結果、メインモニターを正面に配置し、液タブを手前に傾斜させて置く配置が最も疲れにくいことが分かりました。

液タブを正面に置いてメインモニターをサブ的に使う配置もありますが、この場合は首を下に向ける時間が長くなり、肩こりや首の痛みが発生しやすくなります。

長時間作業する場合は、視線の高さを考慮した配置が重要です。

3画面構成で作業効率が飛躍的に向上

液タブ、メインモニター、サブモニターの3画面構成にすることで、作業効率が飛躍的に向上します。

液タブで描画作業を行い、メインモニターにはイラストソフトのパレットやツールバーを表示し、サブモニターには参考資料やブラウザを表示するという使い分けが可能です。

この構成を実現するには、グラフィックボードに3つ以上の映像出力端子が必要ですから、BTOパソコンをカスタマイズする際には必ず確認しましょう。

GeForce RTX5070以上のモデルなら、DisplayPort×3、HDMI×1という構成が一般的で、3画面出力に対応しています。

デスク周りの配線整理も重要

液タブ環境では、PC本体、液タブ、複数のモニター、ペンタブレット、外付けストレージなど、多数の機器を接続するため、配線が複雑になりがちです。

配線が乱雑だと見た目が悪いだけでなく、掃除がしにくくなったり、ケーブルの断線リスクが高まったりします。

ケーブルマネジメントには、結束バンドやケーブルボックスを活用し、デスク裏にケーブルトレイを設置することで、配線をすっきりまとめられます。

また、電源タップは余裕のある口数のものを選び、将来的な機器追加にも対応できるようにしておくと良いでしょう。

照明環境も作業品質に影響する

イラスト制作では、色の正確な認識が重要ですから、作業環境の照明にも気を配る必要があります。

自然光に近い色温度(5000K~6500K程度)のLED照明を使用し、モニターに直接光が当たらないように配置することが大切です。

また、液タブの画面に照明が映り込むと作業がしづらくなるため、デスクライトの位置や角度を調整して、映り込みを最小限に抑えましょう。

アンチグレアフィルムを液タブに貼ることで、映り込みを軽減することもできます。

液タブ環境でのトラブルシューティング

液タブ環境でのトラブルシューティング

ペンの追従性が悪い場合の対処法

液タブでイラストを描いていて、ペンの追従性が悪いと感じる場合、いくつかの原因が考えられます。

最も多いのは、グラフィックボードのドライバーが最新でない場合や、イラストソフトの設定が適切でない場合です。

まずグラフィックボードのドライバーを最新版に更新することが重要です。

GeForceならGeForce Experience、RadeonならAMD Software Adrenalin Editionを使って、簡単にドライバーを更新できます。

次に、イラストソフト側の設定で、ブラシの品質設定を下げたり、手ぶれ補正の強度を調整したりすることで改善する場合もあります。

色が正しく表示されない場合

液タブとメインモニターで色が異なって見える場合、カラーマネジメントの設定を確認する必要があります。

Windowsのカラープロファイル設定で、各ディスプレイに適切なプロファイルを割り当てることで、色の再現性が向上します。

また、液タブ本体のキャリブレーション機能を使って、色温度や明るさを調整することも効果的です。

プロフェッショナルな色管理が必要な場合は、カラーキャリブレーターを購入して、定期的にキャリブレーションを行うことをおすすめします。

画面がちらつく・表示が乱れる場合

液タブの画面がちらついたり、表示が乱れたりする場合、ケーブルの接続不良やグラフィックボードの不具合が考えられます。

まずDisplayPortケーブルやHDMIケーブルを抜き差しして、接続を確認しましょう。

それでも改善しない場合は、ケーブル自体の不良や、グラフィックボードの出力端子の問題が考えられます。

別の出力端子に接続してみたり、ケーブルを交換してみたりすることで、原因を特定できます。

システム全体が重い場合の対処法

液タブ環境でイラスト制作をしていて、システム全体が重く感じる場合、メモリ不足やストレージの空き容量不足が原因の可能性があります。

タスクマネージャーを開いて、メモリ使用率やCPU使用率を確認しましょう。

メモリ使用率が常に90%以上になっている場合は、メモリの増設を検討する必要があります。

また、ストレージの空き容量が少ない場合は、不要なファイルを削除したり、外付けストレージに移動したりすることで改善します。

将来のアップグレードを見据えた選択

将来のアップグレードを見据えた選択

拡張性の高いマザーボードを選ぶ

BTOパソコンを購入する際、将来的なアップグレードを見据えて、拡張性の高いマザーボードを選ぶことが重要です。

M.2スロットが複数あるマザーボードなら、将来的にストレージを増設できますし、メモリスロットが4つあれば、後からメモリを追加することも可能です。

また、PCIeスロットの数と配置も確認しておきましょう。

グラフィックボードを交換する際に、他のスロットと干渉しない配置になっているかどうかが重要です。

電源ユニットは余裕を持った容量を

将来的にグラフィックボードをアップグレードする可能性を考えると、電源ユニットは余裕を持った容量を選んでおくべきです。

現在の構成で500Wで足りる場合でも、750W程度の電源ユニットを選んでおけば、将来的にハイエンドグラフィックボードに交換する際にも対応できます。

電源ユニットの交換は、BTOパソコンでは保証対象外になる場合もあるため、最初から余裕のある容量を選んでおく方が安心です。

ケースサイズも考慮する

大型のグラフィックボードや、大型のCPUクーラーを搭載する可能性を考えると、ミドルタワー以上のケースサイズを選んでおくことが賢明です。

コンパクトなケースは設置スペースを節約できますが、拡張性や冷却性能に制限があります。

特に簡易水冷CPUクーラーを後から追加する場合、ケース内にラジエーターを取り付けるスペースが必要ですから、ケースの仕様を事前に確認しておきましょう。

3年後を見据えたスペック選び

PCのパーツは日々進化していますが、適切なスペックを選べば3年から5年は快適に使用できます。

液タブでのイラスト制作を主目的とするなら、Core Ultra 7クラスのCPUとGeForce RTX5070クラスのグラフィックボードを選んでおけば、当面はアップグレードの必要がないでしょう。

ただし、イラスト制作の手法やソフトウェアも進化していくため、完全に将来を予測することはできません。

拡張性を確保しつつ、現時点で必要十分なスペックを選ぶというバランス感覚が大切です。

よくある質問

よくある質問

液タブ用PCは普通のゲーミングPCと何が違うのか

液タブ用PCとゲーミングPCは、求められる性能の方向性が若干異なります。

ゲーミングPCはGPU性能を最優先しますが、液タブ用PCではCPUのシングルコア性能とメモリ容量がより重要になります。

ただし、ミドルレンジ以上のゲーミングPCなら、液タブでのイラスト制作にも十分対応できるため、大きな違いはありません。

液タブは何インチを選べばいいのか

液タブのサイズは、作業スタイルとデスクのスペースによって選ぶべきです。

13インチから16インチの中型液タブは持ち運びもでき、デスクスペースも取らないため初心者におすすめです。

22インチ以上の大型液タブは、細かい描き込みがしやすく、プロフェッショナルな制作に向いていますが、相応のデスクスペースが必要になります。

メモリは32GBで本当に足りるのか

フルHDから4K解像度の液タブで、一般的なイラスト制作をする分には32GBで充分です。

ただし、8K解像度での制作や、Photoshopで数百レイヤーを使用するような極端な使い方をする場合は、64GBへの増設を検討した方が良いでしょう。

また、イラスト制作と同時に動画編集や3Dモデリングも行う場合は、64GB以上が推奨されます。

BTOパソコンと自作PCどちらがおすすめか

PC初心者や、組み立てに自信がない方にはBTOパソコンがおすすめです。

保証が付いており、トラブル時のサポートも受けられます。

一方、PCパーツの知識があり、細かいカスタマイズにこだわりたい方には自作PCが向いています。

ただし、自作PCは組み立てミスのリスクや、パーツ選定の手間がかかるため、時間的コストも考慮する必要があります。

グラフィックボードはGeForceとRadeonどちらを選ぶべきか

イラスト制作用途では、GeForce RTX 50シリーズの方が無難な選択といえます。

Adobe製品やClip Studio Paintとの互換性が高く、ドライバーの安定性も優れています。

ただし、コストパフォーマンスを重視するならRadeon RX 90シリーズも十分な選択肢です。

特にRX 9070XTは16GBのVRAMを搭載しており、大容量のイラストファイルを扱う際に有利です。

液タブ用PCに光学ドライブは必要か

現在のイラスト制作環境では、光学ドライブを使用する機会はほとんどないでしょう。

ソフトウェアのインストールはダウンロード版が主流ですし、データのバックアップも外付けSSDやクラウドストレージを使用します。

光学ドライブが必要な場合は、外付けUSB接続のドライブを後から追加すれば済むため、PC本体には搭載しなくても問題ありません。

液タブ環境でノートPCは使えるのか

高性能なゲーミングノートPCやクリエイター向けノートPCなら、液タブ環境でも使用できます。

ただし、ノートPCは拡張性が低く、将来的なアップグレードが困難です。

また、同じ性能のデスクトップPCと比較すると価格が高く、冷却性能も劣ります。

持ち運びの必要性がないなら、デスクトップPCの方が長期的にはコストパフォーマンスに優れています。

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