Unreal Engine 5 に求められるスペックの本質

開発環境として必要な性能を理解する
プレイするだけのゲーミングPCとは異なり、開発環境ではリアルタイムプレビュー、ライティングのベイク処理、シェーダーのコンパイル、そしてパッケージングといった重い処理を日常的に実行することになるからです。
私自身、複数のプロジェクトで Unreal Engine を使用してきましたが、開発中のストレスの大半はマシンスペック不足から来ることが分かっています。
特にナナイトやルーメンといった UE5 の新機能を活用する場合、従来よりも一段階上のハードウェアが求められる状況です。
グラフィックボードは妥協できない
GeForce RTX 5070Ti 以上のグラフィックボードを搭載したマシンが、個人開発者にとっての実質的なスタートラインといえます。
RTX 5070Ti は Blackwell アーキテクチャと第4世代 RT コア、第5世代 Tensor コアを搭載しており、レイトレーシングを多用する UE5 のリアルタイムプレビューにおいて快適な動作を実現できるからです。
もちろん予算に余裕があれば RTX 5080 や RTX 5090 を選択するのも効果的です。
ただし個人開発の現実的な予算感を考えると、RTX 5070Ti が性能と価格のバランスが取れた選択肢になります。
FSR 4 のサポートは魅力的ですが、開発環境としての安定性を優先すべきです。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48470 | 101975 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32005 | 78104 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30015 | 66787 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29939 | 73454 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27040 | 68956 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26386 | 60263 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21850 | 56823 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19829 | 50503 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16485 | 39387 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15922 | 38215 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15784 | 37992 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14572 | 34934 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13681 | 30871 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13143 | 32373 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10773 | 31755 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10603 | 28596 | 115W | 公式 | 価格 |
CPU は Core Ultra 7 か Ryzen 7 を基準に
Unreal Engine のエディタはマルチスレッド処理を効果的に活用するため、コア数とシングルスレッド性能の両方が重要になるからです。
NPU を統合している点も、今後の AI 支援機能の拡充を考えると将来性があるといえるでしょう。
一方、Ryzen 7 9800X3D は 3D V-Cache の恩恵により、大規模プロジェクトのロード時間やアセットの読み込み速度で優位性を示します。
特にオープンワールド系のゲームを開発する場合、キャッシュ容量の多さが体感速度に直結することもないですし、発熱も抑えられているため空冷でも十分に運用できます。
Core Ultra 9 や Ryzen 9 シリーズは確かに高性能ですが、個人開発のワークロードでは Core Ultra 7 や Ryzen 7 との体感差は限定的です。
その価格差を GPU やメモリに振り向けた方が、開発効率の向上につながります。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42867 | 2467 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42622 | 2271 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41657 | 2262 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40954 | 2360 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38432 | 2080 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38357 | 2051 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37128 | 2358 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37128 | 2358 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35505 | 2199 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35365 | 2236 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33623 | 2210 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32768 | 2239 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32402 | 2104 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32292 | 2195 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29136 | 2042 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28425 | 2158 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28425 | 2158 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25347 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25347 | 2177 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 22992 | 2214 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22980 | 2094 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20770 | 1861 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19426 | 1939 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17658 | 1818 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15980 | 1780 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15226 | 1983 | 公式 | 価格 |
メモリは 32GB が最低ライン
DDR5-5600 の 32GB が Unreal Engine 開発における現実的な最低容量であり、快適性を求めるなら 64GB を選択すべきです。
UE5 のエディタは起動しているだけで 8GB 以上のメモリを消費し、中規模のプロジェクトを開いた状態では 16GB を軽く超えてしまいますよね。
さらに開発中は Chrome でドキュメントを開いたり、Photoshop や Blender といった外部ツールを同時に使用したりするケースが当たり前になっています。
16GB では明らかに不足し、スワップが発生してシステム全体が重くなる可能性があるからです。
32GB あれば通常の開発作業は問題なくこなせますが、大規模なレベルデザインやシネマティックシーンの制作を行う場合は 64GB あると安心感があります。
ストレージは Gen.4 SSD の 2TB が理想
Gen.5 SSD は確かに最大 14,000MB/s を超える読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。
価格も Gen.4 の 1.5 倍から 2 倍程度になるため、コストパフォーマンスを考えると Gen.4 で十分といえるでしょう。
WD や Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーの製品を選べば、読込速度は 7,000MB/s 前後で安定します。
4TB あればさらに余裕が生まれますが、価格が跳ね上がるため、まずは 2TB でスタートして必要に応じて増設する方針が現実的でしょう。
BTOパソコンと自作PCの選択基準

パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56G
| 【ZEFT Z56G スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BK
| 【ZEFT Z55BK スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Pop XL Silent Black Solid |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QU
| 【ZEFT Z54QU スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55J
| 【ZEFT Z55J スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
個人開発者には BTO が最適解
Unreal Engine 用のマシンを用意する際、個人開発者の大半は BTOパソコンを選択した方が時間とリスクの両面でメリットが大きいといえます。
自作PCは確かにパーツ選定の自由度が高く、コストを抑えられる可能性もありますが、組み立てやトラブルシューティングに時間を取られることは開発時間の損失に直結するからです。
私自身、過去には自作PCを組んでいた時期もありましたが、現在は BTO を選択しています。
特に個人開発者は技術的な問題解決に時間を使うよりも、ゲームの完成度を高めることに集中すべきでしょう。
カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶ
標準構成のまま購入すると、不要なパーツにコストがかかったり、逆に必要なスペックが不足したりする可能性があるからです。
例えばグラフィックボードは RTX 5070Ti を選択できるか、メモリは 32GB や 64GB にカスタマイズできるか、ストレージは Gen.4 SSD の 2TB を選べるか、といった点を事前に確認しましょう。
CPUクーラーについても、標準の小型クーラーではなく DEEPCOOL や Noctua といった高性能な空冷クーラーを選択できるショップの方が、長期的な安定性が高まります。
ケースについても、エアフローに優れたスタンダードなケースを選べるか、あるいはデザイン性の高いピラーレスケースや木製パネルケースを選択できるかは、作業環境の快適性に影響します。
開発作業は長時間に及ぶため、自分が気に入ったデザインのケースを選ぶことで、モチベーション維持にもつながるでしょう。
保証とサポート体制を確認する
自作PCでは各パーツメーカーに個別に問い合わせる必要がありますが、BTOなら窓口が一本化されているため、トラブル発生時の対応がスムーズになります。
特に初期不良や相性問題が発生した場合、BTO ショップなら交換や修理の手配を一括で行ってくれます。
開発の途中でマシンが使えなくなるリスクを最小化するためにも、保証期間が 1 年以上あり、オンサイト修理や引き取り修理に対応しているショップを選ぶことをおすすめします。
推奨スペックの具体的な構成例


スタンダード構成:バランス重視
この構成なら、中規模までのプロジェクトを快適に開発でき、予算も現実的な範囲に収まります。
| パーツ | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5070Ti | レイトレーシング性能と VRAM 容量のバランスが良く、UE5 の新機能を快適に使用できる |
| CPU | Core Ultra 7 265K または Ryzen 7 9700X | マルチスレッド性能とシングルスレッド性能の両立により、コンパイルとエディタ操作が快適 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB | 通常の開発作業で不足することはなく、複数アプリケーションの同時使用も可能 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 NVMe SSD 2TB | プロジェクトファイルとアセットを余裕を持って保存でき、読込速度も十分 |
| CPUクーラー | 高性能空冷クーラー(DEEPCOOL または Noctua) | 発熱を抑えつつ静音性も確保でき、メンテナンスも容易 |
| 電源 | 850W 80PLUS Gold 以上 | RTX 5070Ti の消費電力に余裕を持って対応し、将来のアップグレードにも対応可能 |
この構成であれば、ナナイトやルーメンを使用したリアルタイムプレビューも快適に動作し、シェーダーコンパイルの待ち時間も許容範囲内に収まります。
予算は 30 万円前後になりますが、開発効率を考えれば十分に投資価値のある構成といえるでしょう。
ハイエンド構成:妥協なき性能
この構成なら、どのような開発シーンでもストレスを感じることはほぼありません。
| パーツ | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5080 または RTX 5090 | 最高レベルのレイトレーシング性能と VRAM により、8K テクスチャや複雑なシーンも余裕で処理 |
| CPU | Core Ultra 9 285K または Ryzen 9 9950X3D | 最大コア数と 3D V-Cache により、大規模プロジェクトのコンパイル時間を大幅短縮 |
| メモリ | DDR5-5600 64GB | 大規模レベルデザインやシネマティック制作でもメモリ不足に陥ることがない |
| ストレージ | PCIe Gen.4 NVMe SSD 4TB | 複数の大規模プロジェクトを同時に管理でき、アセットライブラリも余裕で保存可能 |
| CPUクーラー | 簡易水冷クーラー 360mm(DEEPCOOL または Corsair) | ハイエンド CPU の発熱を確実に処理し、長時間の高負荷作業でも安定動作 |
| 電源 | 1000W 80PLUS Platinum 以上 | RTX 5080/5090 の高い消費電力に対応し、システム全体の安定性を確保 |
この構成は予算が 50 万円を超える可能性がありますが、プロフェッショナルな開発環境を求めるなら検討する価値があります。
特に VR や AR コンテンツの開発、あるいはフォトリアルなビジュアルを追求するプロジェクトでは、この性能が必要になるケースも出てくるでしょう。
コストパフォーマンス重視構成:最小限の投資
予算が限られているものの Unreal Engine での開発を始めたい場合は、最小限の投資で必要十分な性能を確保するコストパフォーマンス重視構成も選択肢になります。
ただしこの構成は、小規模プロジェクトや学習目的に限定されることを理解しておく必要があります。
| パーツ | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5070 | RTX 5070Ti より性能は落ちるが、基本的な UE5 機能は使用可能でコストを抑えられる |
| CPU | Core Ultra 5 235 または Ryzen 5 9600 | コア数は少ないがシングルスレッド性能は十分で、小規模プロジェクトなら問題なし |
| メモリ | DDR5-5600 32GB | これだけは妥協できないラインで、32GB は確保すべき |
| ストレージ | PCIe Gen.4 NVMe SSD 1TB | 最小限の容量だが、プロジェクトを厳選すれば運用可能 |
| CPUクーラー | ミドルクラス空冷クーラー | 標準クーラーよりは性能が高く、価格も抑えられる |
| 電源 | 750W 80PLUS Bronze 以上 | RTX 5070 の消費電力には十分対応できる |
この構成なら予算を 20 万円台に抑えることも可能ですが、大規模プロジェクトや複雑なエフェクトを多用する開発では性能不足を感じる場面が出てくるでしょう。
あくまで学習や小規模な個人プロジェクト向けの構成として考えるべきです。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56N


| 【ZEFT Z56N スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58S


| 【ZEFT Z58S スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi A3-mATX-WD Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54Y


| 【ZEFT Z54Y スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AS


| 【ZEFT Z55AS スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASUS製 ROG STRIX B860-F GAMING WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
開発効率を左右する周辺環境


モニター選びも重要な要素
Unreal Engine での開発効率を高めるには、デュアルモニター環境が事実上の必須条件になります。
メインモニターでエディタを表示し、サブモニターでドキュメントやリファレンス画像を表示する運用が、作業効率を大幅に向上させるからです。
メインモニターは 27 インチ以上の 4K 解像度を選ぶことで、エディタのパネルを複数配置しても視認性が保たれます。
リフレッシュレートは 60Hz でも開発作業には十分ですが、ゲームのプレイテストを頻繁に行うなら 144Hz 以上のモニターを選択するのも効果的です。
色域については sRGB カバー率 99% 以上のモニターを選べば、テクスチャやライティングの色味を正確に確認できます。
縦置きにすることで、コードやドキュメントの閲覧がしやすくなるため、開発スタイルに応じて配置を工夫しましょう。
入力デバイスで作業効率が変わる
マウスとキーボードの選択も、長時間の開発作業における疲労度に影響します。
マウスはエルゴノミクスデザインで DPI 調整が可能なモデルを選ぶことで、細かいレベルデザイン作業での精密な操作が可能になります。
キーボードについては、メカニカルキーボードの赤軸や茶軸が、タイピング音を抑えつつ適度な打鍵感を得られるため人気です。
音響環境も見落とせない
開発中のゲームサウンドを正確に確認するには、フラットな音質特性を持つモニターヘッドホンやスピーカーが必要になります。
ゲーミングヘッドセットは低音が強調されていることが多く、サウンドデザインの判断を誤る可能性があるからです。
モニターヘッドホンは密閉型を選ぶことで、周囲の雑音を遮断しながら正確な音質チェックが可能になります。
長時間装着しても疲れにくい軽量モデルを選ぶことも、開発作業の快適性向上につながるでしょう。
スピーカーについては、ニアフィールドモニターを選べば、デスク上で正確な音場を確認できます。
プロジェクト規模別の最適構成


小規模プロジェクト:2D やシンプルな 3D ゲーム
2D ゲームやシンプルな 3D ゲームを開発する場合、RTX 5070 と Core Ultra 5 235 の組み合わせでも十分に開発可能です。
ナナイトやルーメンといった重い機能を使用しない前提であれば、この構成でもエディタは快適に動作します。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
中規模プロジェクト:本格的な 3D ゲーム
この構成なら、ナナイトやルーメンを活用したリアルタイムプレビューも快適に動作し、開発効率が大幅に向上します。
ストレージは 2TB を選択し、プロジェクトファイルとアセットライブラリを余裕を持って管理できる環境を整えましょう。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CP


| 【ZEFT R60CP スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Pop XL Silent Black Solid |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BO


| 【ZEFT Z56BO スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S


| 【ZEFT Z56S スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IF


| 【ZEFT Z55IF スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61B


| 【ZEFT R61B スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
大規模プロジェクト:オープンワールドや VR コンテンツ
オープンワールドゲームや VR コンテンツといった大規模プロジェクトでは、RTX 5080 以上と Core Ultra 9 285K または Ryzen 9 9950X3D の組み合わせが必要になります。
広大なマップや高精細なアセットを扱う場合、ミドルクラスの構成では明らかに性能不足を感じるからです。
メモリは 64GB が必須で、ストレージも 4TB 以上を確保すべきです。
大規模プロジェクトでは、複数のレベルファイルやテクスチャアセット、サウンドファイルが膨大な容量を占めるため、余裕を持った容量設計が重要になります。
CPUクーラーも簡易水冷の 360mm モデルを選択し、長時間の高負荷作業でも安定した冷却性能を確保しましょう。
アップグレードを見据えた構成選び


将来の拡張性を考慮する
特にメモリとストレージは、後から増設しやすいパーツなので、初期投資を抑えつつ必要に応じて拡張する戦略が有効です。
マザーボードのメモリスロット数を確認し、32GB でスタートしても将来 64GB に拡張できる余地があるか確認しましょう。
ストレージについても、M.2 スロットが複数あるマザーボードを選べば、システムドライブとプロジェクトドライブを分離する運用が可能になります。
電源容量は余裕を持たせる
RTX 5070Ti を搭載する場合でも、850W の電源を選んでおけば、将来 RTX 5080 にアップグレードする際に電源交換の必要がありません。
ケースのエアフローを重視
見た目のデザイン性も重要ですが、冷却性能が不足すると CPU や GPU の温度が上昇し、サーマルスロットリングによる性能低下を招く可能性があるからです。
ピラーレスケースや木製パネルケースはデザイン性が高い一方で、エアフローがやや犠牲になる傾向があるため、冷却性能とデザインのバランスを考慮して選択しましょう。
実際の開発シーンでの体感差


コンパイル時間の短縮効果
Unreal Engine での開発において、シェーダーコンパイルの時間短縮は開発効率に直結する最重要ポイントです。
プロジェクトを開いた際の初回コンパイルや、マテリアルを変更した際の再コンパイルは、スペックが低いマシンでは数分から数十分かかることもあります。
この差は、1 日の開発作業全体で見ると数時間の時間節約につながるため、投資効果は非常に高いといえるでしょう。
リアルタイムプレビューの快適性
RTX 5070Ti 以上であれば、エディタ上で 60fps 以上を維持しながらレベルデザインを行えるため、ゲームの完成形をイメージしながら作業できます。
逆に RTX 5060 クラスでは、複雑なシーンでフレームレートが 30fps を下回ることもあり、カメラ操作がカクついて作業効率が低下してしまいますよね。
パッケージング時間の違い
Core Ultra 7 や Ryzen 7 クラスの CPU と Gen.4 SSD の組み合わせなら、中規模プロジェクトのパッケージングが 10 分から 15 分程度で完了します。
一方、Core Ultra 5 や Ryzen 5 クラスの CPU では、同じプロジェクトのパッケージングに 20 分から 30 分かかることもあり、テストビルドを頻繁に行う開発スタイルでは大きなストレスになります。
パッケージング時間の短縮は、イテレーションサイクルを高速化し、結果的にゲームの品質向上につながるのです。
おすすめの BTOパソコンショップ


カスタマイズ性と信頼性で選ぶ
Unreal Engine 用のマシンを購入する際は、パーツの選択肢が豊富で、信頼性の高い BTOパソコンショップを選ぶことが重要です。
標準構成のまま購入するのではなく、グラフィックボード、CPU、メモリ、ストレージ、CPUクーラー、ケースのすべてを自分の用途に合わせてカスタマイズできるショップが理想的です。
特にグラフィックボードとメモリのメーカー選択ができるショップは、長期的な安定性を重視する開発者にとって大きなメリットになります。
サポート体制の充実度
初期不良や故障が発生した際に、迅速に対応してくれるショップを選ぶことで、開発作業の中断リスクを最小化できるからです。
保証期間が 1 年以上あり、オンサイト修理や引き取り修理に対応しているショップを選びましょう。
納期と価格のバランス
ショップによっては 2 週間から 1 ヶ月程度かかることもあるため、開発スケジュールに余裕を持って注文する必要があります。
価格については、同じ構成でも ショップによって数万円の差が出ることもあるため、複数のショップで見積もりを取って比較しましょう。
ただし、最安値だけを追求するのではなく、カスタマイズ性やサポート体制も含めた総合的な判断が重要です。
よくある質問


Unreal Engine 5 に最低限必要なスペックは?
Unreal Engine 5 を起動して基本的な操作を行うだけなら、RTX 5060 と Core Ultra 5 235 の組み合わせでも可能です。
ノートPCでも Unreal Engine の開発は可能?
ハイエンドゲーミングノートPCであれば、Unreal Engine での開発も可能です。
ただし、デスクトップPCと比較すると冷却性能や拡張性で劣るため、長時間の開発作業では熱によるパフォーマンス低下が発生する可能性があります。
また、ノートPCは後からのアップグレードが困難なため、最初から十分なスペックを確保する必要があり、結果的にデスクトップPCよりも高額になることが多いでしょう。
AMD と NVIDIA のどちらを選ぶべき?
Unreal Engine の開発環境では、NVIDIA の GeForce シリーズを選択することをおすすめします。
Unreal Engine のエコシステムは CUDA や OptiX との親和性が高く、プラグインやサードパーティツールの多くが NVIDIA GPU を前提に開発されているからです。
AMD の Radeon も性能的には十分ですが、互換性や安定性を優先するなら GeForce を選んだ方が無難でしょう。
メモリは 32GB と 64GB でどれくらい違う?
ただし、大規模なオープンワールドゲームやシネマティックシーンを制作する場合、64GB あると余裕が生まれます。
また、Photoshop や Blender といった外部ツールを同時に使用する場合も、64GB あればメモリ不足によるスワップ発生を回避できるため、作業効率が向上します。
予算に余裕があれば 64GB を選択した方が、長期的な快適性は高まるでしょう。
ストレージは Gen.4 と Gen.5 でどちらを選ぶべき?
現時点では PCIe Gen.4 SSD を選択することをおすすめします。
Gen.5 SSD は確かに読込速度が速いですが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるからです。
価格も Gen.4 の 1.5 倍から 2 倍程度になるため、コストパフォーマンスを考えると Gen.4 で十分といえます。
Gen.4 でも 7,000MB/s 前後の読込速度があり、Unreal Engine の開発作業で体感差はほとんどありません。
空冷と水冷のどちらを選ぶべき?
DEEPCOOL や Noctua の大型空冷クーラーなら、静音性も高く、メンテナンスも容易です。
Core Ultra 9 や Ryzen 9 といったハイエンド CPU を選択する場合は、簡易水冷クーラーの 360mm モデルを選ぶことで、長時間の高負荷作業でも安定した冷却性能を確保できます。

