プロゲーマー ゲーミングPC 競技タイトル別スペック解説

目次

プロゲーマーが求めるゲーミングPCの本質

プロゲーマーが求めるゲーミングPCの本質

競技シーンで勝つためのハードウェア要件

プロゲーマーにとってゲーミングPCは単なる趣味の道具ではなく、勝敗を左右する競技用機材そのものです。

一般的なゲーミングPCとプロ仕様のマシンでは、求められるスペックの方向性が根本的に異なることが分かっています。

プロシーンでは高フレームレートの安定性と入力遅延の最小化が最優先され、グラフィック品質は二の次になるケースがほとんど。

競技タイトルごとに要求されるハードウェア性能は大きく変わります。

例えばVALORANTのような軽量級タイトルでは300fps以上を安定して出力できる環境が標準ですし、Apex LegendsやFortniteといったバトルロイヤル系では240fps維持が競技レベルの基準。

一方でストリートファイター6のような格闘ゲームでは60fpsが上限ですが、1フレーム単位の入力精度が勝敗を分けるため、遅延ゼロを目指したシステム構成が求められるわけです。

プロ選手が重視する性能指標

フレームレートの安定性こそが一番の肝

平均fpsが高くても、激しい戦闘シーンでフレームドロップが発生すれば致命的なミスにつながってしまいますよね。

プロ選手の多くは最低fpsを重視し、常に目標フレームレートを下回らない構成を選択しています。

入力遅延も見逃せない要素。

マウスやキーボードからの入力が画面に反映されるまでの時間は、Reflex 2などの最新技術により大幅に短縮されています。

GeForce RTX 50シリーズではこの遅延対応が強化されており、競技シーンでの採用が進んでいる状況です。

VALORANT向けプロ仕様スペック

VALORANT向けプロ仕様スペック

軽量級FPSに最適化されたシステム構成

VALORANTはグラフィック負荷が比較的軽いタイトルですが、プロシーンでは400fps以上を安定して維持する環境が当たり前になっています。

このフレームレートを実現するには、CPUの性能が特に重要。

なぜなら、VALORANTはCPU依存度が高く設計されているからです。

推奨されるCPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700X以上。

これらのプロセッサは高いシングルスレッド性能を持ち、VALORANTのようなe-Sports特化タイトルで真価を発揮します。

Core Ultra 7 265Kは発熱抑制と静音化を達成しており、長時間の練習セッションでも安定したパフォーマンスを維持できるのは驚きのひとことです。

グラフィックボードについては、GeForce RTX 5060Tiで十分な性能が得られます。

VALORANTでは設定を競技用に落とすため、ハイエンドGPUの必要性は低め。

むしろコストをCPUやメモリに振り分けた方が効果的です。

メモリとストレージの選定基準

メモリは32GBを推奨します。

VALORANTだけなら16GBでも動作しますが、配信や録画を同時に行うプロ選手の環境では32GBが標準。

DDR5-5600規格のMicron製またはGSkill製メモリを選択すれば、安定性とコストのバランスが取れた構成になります。

ストレージはPCIe Gen.4 SSDの1TBで充分ですが、複数タイトルをインストールする場合は2TBを選んだ方がいいでしょう。

WD製またはCrucial製のGen.4 SSDなら、OSやゲームの起動速度も申し分ありません。

Gen.5 SSDは発熱が非常に高いため大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になり、VALORANTのような軽量タイトルでは価格が高く、コスパを重視してまだGen.4が主流という状況を考えると選択する必要はほとんどないでしょう。

VALORANT向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9700X シングルスレッド性能重視
GPU GeForce RTX 5060Ti 400fps以上を安定維持
メモリ DDR5-5600 32GB 配信・録画を考慮
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB WDまたはCrucial推奨
CPUクーラー DEEPCOOL空冷 発熱抑制されたCPUに最適

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL
【ZEFT R60AL スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AL

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AH
【ZEFT Z52AH スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55ED

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55ED
【ZEFT Z55ED スペック】
CPUIntel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55ED

パソコンショップSEVEN ZEFT R55A

パソコンショップSEVEN ZEFT R55A

ハイパフォーマンスなゲーミングPC、プレイヤーの要求を満たすスマートセーブグレード!
RyzenとRTXの組み合わせ、抜群のグラフィックバランスをこのマシンが実現
小さな筐体に大きな可能性、このミニタワーはデスクのアイキャッチャー
ゲームも仕事も滑らかに、Ryzen 5 7600でパワフル操作を

【ZEFT R55A スペック】
CPUAMD Ryzen5 7600 6コア/12スレッド 5.10GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R55A

Apex Legends向けプロ仕様スペック

Apex Legends向けプロ仕様スペック

バトルロイヤルFPSの高負荷環境に対応

Apex Legendsはグラフィック品質が高く、特に終盤の密集戦闘では負荷が急激に上昇します。

プロシーンでは240fps安定が基準とされており、この水準を維持するにはミドルハイ以上のGPU性能が不可欠。

GeForce RTX 5070が競技用途では最もバランスが取れた選択肢になります。

DLSS 4とニューラルシェーダに対応しており、画質を維持しながらフレームレートを大幅に向上させることが可能。

Reflex 2による低遅延対応も、撃ち合いの精度向上に直結してくれます。

CPUはCore Ultra 7 265KFまたはRyzen 7 9800X3Dを推奨。

特にRyzen 7 9800X3Dは3D V-Cache搭載により、フレームタイムの安定性が極めて高く、Apex Legendsのような負荷変動が激しいタイトルで威力を発揮することもないですし、最低fpsの底上げにも貢献することもできます。

高リフレッシュレート環境の構築

240Hzモニターを活用するには、常時240fps以上を出力する必要があります。

Apex Legendsでこれを実現するには、設定の最適化が欠かせません。

プロ選手の多くはテクスチャを中程度、エフェクトを低に設定し、視認性とパフォーマンスを両立させています。

メモリは32GBが必須。

Apex Legendsはメモリ使用量が多く、16GBでは配信時にメモリ不足が発生する場合もありますが、32GBを考えると充分に快適で不満は感じません。

DDR5-5600のGSkill製メモリなら、レイテンシも低く抑えられます。

ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDを選択。

Apex Legendsはアップデートごとに容量が増加しており、他のタイトルやクリップ保存を考慮すると2TBは最低ラインといえます。

Crucial製のGen.4 SSDは読込速度と耐久性のバランスに優れ、長期使用にも安心。

冷却システムの重要性

Apex Legendsは長時間プレイが前提のタイトルであり、熱対策が重要。

Core Ultra 7 265KFやRyzen 7 9800X3Dは旧モデルよりも発熱抑制されていますが、連続稼働では空冷CPUクーラーでも十分な冷却性能が求められます。

DEEPCOOL製の大型空冷クーラーなら、静音性と冷却性能を両立できて初めて「プロ仕様」といえるのです。

冷却重視のユーザーには水冷CPUクーラーもよく使われる選択肢。

DEEPCOOL製やCorsair製の簡易水冷なら、オーバークロック時でも安定した温度管理が可能になります。


Apex Legends向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265KF / Ryzen 7 9800X3D 3D V-Cache搭載モデル推奨
GPU GeForce RTX 5070 DLSS 4対応で240fps安定
メモリ DDR5-5600 32GB GSkill推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 2TB Crucial推奨
CPUクーラー DEEPCOOL簡易水冷 長時間プレイに対応

Fortnite向けプロ仕様スペック

Fortnite向けプロ仕様スペック

建築バトルの高速処理要件

Fortniteは建築要素により、瞬間的なポリゴン数の増加が発生します。

プロの建築バトルでは1秒間に数十個の構造物が生成されるため、CPUとGPUの両方に高い処理能力が求められるわけです。

競技シーンでは240fps維持が標準ですが、トップ選手の中には360fpsを目指す方もいるのではないでしょうか。

推奨GPUはGeForce RTX 5070Tiまたは5070。

FortniteはUnreal Engineベースであり、NVIDIAのドライバ最適化が進んでいます。

DLSS 4を有効にすれば、最高設定でも240fps以上を安定して維持できるのは驚きのひとことです。

Radeon RX 9070XTもFSR 4対応により競争力を持っていますが、配信を考慮するとNVIDIA製の方が汎用性は高め。

CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3Dを推奨します。

建築バトルでは物理演算とレンダリングが同時に走るため、マルチスレッド性能が重要。

特にRyzen 9 9950X3Dは大容量キャッシュにより、複雑な建築構造でもフレームドロップを最小限に抑えられます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN EFFA G06A

パソコンショップSEVEN EFFA G06A
【EFFA G06A スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN EFFA G06A

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CL

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CL
【ZEFT Z52CL スペック】
CPUIntel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster NR200P MAX
マザーボードintel B760 チップセット ASUS製 ROG Strix B760-I GAMING WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z52CL

パソコンショップSEVEN ZEFT R60DA

パソコンショップSEVEN ZEFT R60DA
【ZEFT R60DA スペック】
CPUAMD Ryzen9 7950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6600Gbps WD製)
ケースASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (FSP製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60DA

パソコンショップSEVEN ZEFT R60BK

パソコンショップSEVEN ZEFT R60BK
【ZEFT R60BK スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7800XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60BK

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DZ

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DZ

力と美を兼ね備えた、ユーティリティフォーカスの新時代ゲーミングPC!
最新ゲームも快適プレイ!バランス良好な32GB RAMと迅速な1TB SSDが駆動力
Corsairの流麗なデザイン、そのクリアサイドが放つ美しさが、部屋を彩るマシン
Ryzen 9 7900X搭載、シームレスなマルチタスクを実現するパワーハウス

【ZEFT R56DZ スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT R56DZ

配信を前提とした構成

プロゲーマーの多くは競技と配信を並行して行います。

Fortniteを1080p60fpsで配信しながら240fpsでプレイするには、相応のシステムリソースが必要。

メモリは64GBを推奨します。

32GBでも動作しますが、配信ソフトやDiscord、ブラウザを同時起動すると余裕がなくなってしまいますよね。

ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDに加え、録画用に4TBのGen.4 SSDを追加するのも効果的です。

WD製のGen.4 SSDなら、書き込み速度も十分で長時間録画にも対応できます。

配信アーカイブや練習動画を保存する場合、容量は多いほど運用が楽になる。

ケースとエアフロー設計

Fortniteの長時間配信では、システム全体の発熱管理が課題。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースなら、内部の熱気を効率的に排出できます。

NZXT製やLian Li製のピラーレスケースは、見た目の美しさだけでなく、エアフローに優れた設計が特徴。

配信映えを考慮するなら、RGBゲーミングケースも選択肢。

Corsair製やASUS製のRGBケースは、カメラに映る背景としても映えますし、視聴者からの評価も高い傾向があります。

ただし、光量が強すぎると配信画面に反射する場合もありますが、調光機能を考えると充分に調整可能で不満は感じません。

Fortnite向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D マルチスレッド性能重視
GPU GeForce RTX 5070Ti DLSS 4で240fps以上
メモリ DDR5-5600 64GB 配信を考慮した大容量
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 2TB + 4TB 録画用に追加推奨
ケース NZXTピラーレス エアフローと見た目を両立

League of Legends向けプロ仕様スペック

League of Legends向けプロ仕様スペック

MOBA特有の要求性能

League of Legendsはグラフィック負荷が比較的軽いものの、集団戦では多数のエフェクトが同時に発生し、瞬間的に負荷が跳ね上がります。

プロシーンでは300fps以上を維持する環境が標準であり、特に最低fpsの底上げが重視される傾向。

推奨CPUはCore Ultra 7 265またはRyzen 7 9700X。

League of LegendsはCPU依存度が高く、シングルスレッド性能が直接フレームレートに影響します。

Core Ultra 7 265は性能効率重視で設計され発熱抑制と静音化を達成しており、長時間の練習や大会でも安定したパフォーマンスを発揮。

GPUはGeForce RTX 5060で十分。

League of Legendsでは設定を競技用に落とすため、ハイエンドGPUは不要です。

むしろ予算をCPUやメモリ、周辺機器に回した方が総合的なパフォーマンス向上につながります。

反応速度を最優先した構成

MOBAでは一瞬の判断が勝敗を分けます。

入力遅延を最小化するため、Reflex 2対応のGeForce RTX 50シリーズを選択するのは理にかなっています。

マウスクリックからスキル発動までの時間が短縮されれば、コンボの成功率も向上するわけです。

メモリは32GBを推奨。

League of Legends単体なら16GBでも問題ありませんが、リプレイ分析ツールや配信ソフトを同時起動する場合、32GBあれば余裕を持った運用が可能。

DDR5-5600のMicron製メモリは、コストパフォーマンスに優れた選択肢。

ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで充分ですが、リプレイファイルを大量に保存するなら2TBを選んだ方がいいでしょう。

キオクシア製のGen.4 SSDは国産ブランドとしての信頼性も高く、長期使用にも安心感があります。


League of Legends向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265 / Ryzen 7 9700X シングルスレッド性能重視
GPU GeForce RTX 5060 300fps以上を安定維持
メモリ DDR5-5600 32GB Micron推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB キオクシア推奨
CPUクーラー サイズ空冷 静音性と冷却性能を両立

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA
【ZEFT R59FBA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG
【ZEFT R59FG スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AJ
【ZEFT R60AJ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CS
【ZEFT R60CS スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AV

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AV
【ZEFT R60AV スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 B650I EDGE WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AV

Counter-Strike 2向けプロ仕様スペック

Counter-Strike 2向けプロ仕様スペック

老舗FPSの最新要求仕様

Counter-Strike 2はSource 2エンジンへの移行により、グラフィック品質と物理演算が大幅に向上しました。

プロシーンでは400fps以上を安定して出力する環境が求められ、特にスモークグレネードの新しい挙動は、GPU性能に大きく依存することが分かっています。

推奨GPUはGeForce RTX 5070。

Source 2エンジンの最適化により、RTX 50シリーズでは前世代比で大幅なフレームレート向上が見込めます。

DLSS 4を有効にすれば、最高設定でも400fps以上を維持できるのは驚きのひとことです。

CPUはCore Ultra 7 265KFまたはRyzen 7 9800X3Dを推奨します。

Counter-Strike 2はCPU負荷も高く、特に64tickサーバーでの処理にはシングルスレッド性能が重要。

Ryzen 7 9800X3Dの3D V-Cacheは、フレームタイムの安定性向上に大きく貢献してくれます。

プロシーンで求められる精度

Counter-Strike 2では、1フレーム単位の精度が求められます。

エイムの正確性を最大化するには、入力遅延を極限まで減らす必要があります。

Reflex 2対応のGeForce RTX 50シリーズなら、マウス入力から画面表示までの遅延を最小化できて初めて「競技用」といえるのです。

メモリは32GBが標準。

Counter-Strike 2はメモリ使用量が増加しており、16GBでは余裕がない場面も出てきます。

DDR5-5600のGSkill製メモリなら、低レイテンシで安定した動作が期待できる。

ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで充分。

Counter-Strike 2本体の容量は比較的小さいですが、デモファイルやカスタムマップを保存する場合、余裕を持った容量が望ましい。

WD製のGen.4 SSDは読込速度が速く、マップロード時間の短縮にも貢献します。

モニター選択の重要性

Counter-Strike 2では、モニターのリフレッシュレートも勝敗を左右します。

360Hzまたは480Hzモニターを活用するには、常時400fps以上を出力する必要があります。

GeForce RTX 5070なら、競技設定で安定して400fps以上を維持できるため、ハイリフレッシュレートモニターの性能を最大限引き出せるわけです。

DisplayPort 2.1b対応により、8K解像度や高リフレッシュレートでの出力も可能になっていますが、競技用途では1080p解像度が主流。

視認性とフレームレートのバランスを考えると、1080p 480Hzが現時点での最適解といえます。

Counter-Strike 2向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265KF / Ryzen 7 9800X3D 3D V-Cache搭載モデル推奨
GPU GeForce RTX 5070 400fps以上を安定維持
メモリ DDR5-5600 32GB GSkill推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB WD推奨
CPUクーラー Noctua空冷 静音性最優先

ストリートファイター6向けプロ仕様スペック

ストリートファイター6向けプロ仕様スペック

格闘ゲーム特有の要求事項

ストリートファイター6は60fps固定のタイトルですが、入力遅延の最小化が格闘ゲームでは絶対に避けたいですよね

1フレームは約16.67ミリ秒であり、この単位での遅延が勝敗を分けます。

プロシーンでは、システム全体の遅延を5ミリ秒以下に抑える構成が標準。

推奨GPUはGeForce RTX 5060Ti。

60fps固定のため高性能GPUは不要に思えますが、Reflex 2による遅延削減効果は格闘ゲームでも有効です。

入力からレンダリング、表示までの一連の流れを最適化することで、体感できるレベルでの反応速度向上が実現します。

CPUはCore Ultra 5 235またはRyzen 5 9600で十分。

格闘ゲームはCPU負荷が低く、ミドルクラスのプロセッサでも60fpsを安定して維持できます。

むしろ予算を周辺機器、特に遅延の少ないモニターやアーケードスティックに回した方が効果的です。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

遅延ゼロを目指したシステム設計

格闘ゲームでは、ハードウェアだけでなくソフトウェア設定も重要。

Windows設定の最適化、不要なバックグラウンドプロセスの停止、ゲームモードの有効化など、細かな調整が遅延削減につながります。

GeForce RTX 50シリーズのReflex 2は、ドライバレベルでの最適化により、これらの設定を自動化してくれる便利な機能。

メモリは16GBで充分。

ストリートファイター6はメモリ使用量が少なく、配信を行わない限り16GBで問題ありません。

DDR5-5600のMicron製メモリなら、コストを抑えつつ必要な性能を確保できます。

ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで充分ですが、リプレイ保存や他タイトルのインストールを考えると2TBを選んだ方がいいでしょう。

Crucial製のGen.4 SSDは、起動速度と安定性のバランスに優れています。

アーケードスティック接続の考慮

プロ格闘ゲーマーの多くはアーケードスティックを使用します。

USB接続の遅延を最小化するため、マザーボードの直接ポートを使用するのが基本。

USB 3.2 Gen2以上のポートなら、ポーリングレート1000Hzでも安定した入力が可能になります。

一部のプロ選手は、PS5用アーケードスティックをPCで使用するためのコンバーターを利用しています。

この場合、コンバーター自体の遅延も考慮する必要があります。

ネイティブPC対応のアーケードスティックを選択すれば、余計な遅延を排除できるわけです。

ストリートファイター6向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 5 235 / Ryzen 5 9600 ミドルクラスで充分
GPU GeForce RTX 5060Ti Reflex 2で遅延最小化
メモリ DDR5-5600 16GB Micron推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB Crucial推奨
CPUクーラー サイズ空冷 静音性重視

Dota 2向けプロ仕様スペック

Dota 2向けプロ仕様スペック

複雑な戦略ゲームの処理要件

Dota 2は10人のプレイヤーが同時に操作し、多数のユニットとエフェクトが画面を埋め尽くします。

集団戦では瞬間的に数百のオブジェクトが処理されるため、CPUとGPUの両方に高い性能が求められるわけです。

プロシーンでは240fps以上を維持する環境が標準。

推奨CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700X。

Dota 2はマルチスレッド対応が進んでおり、コア数の多いプロセッサが有利。

特に大規模な集団戦では、物理演算とエフェクト処理が並行して走るため、マルチスレッド性能が直接フレームレートに影響します。

GPUはGeForce RTX 5070が推奨。

Dota 2は最高設定でも比較的軽量ですが、240fps以上を安定して維持するにはミドルハイクラスのGPUが必要。

DLSS 4を有効にすれば、最高設定でも300fps以上を狙えるのは驚きのひとことです。

長時間の大会運用を想定

Dota 2の大会は1試合が1時間を超えることもあり、システムの安定性が極めて重要。

長時間稼働でも温度上昇を抑えるため、冷却システムには余裕を持たせる必要があります。

DEEPCOOL製の簡易水冷なら、連続稼働でも安定した温度管理が可能。

メモリは32GBを推奨します。

Dota 2はメモリ使用量が多く、特にリプレイ機能を使用する場合、16GBでは不足する場合もありますが、32GBを考えると充分に余裕があり不満は感じません。

DDR5-5600のGSkill製メモリなら、レイテンシも低く抑えられます。

ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDを推奨。

Dota 2本体に加え、リプレイファイルやカスタムゲームモードのデータが蓄積されるため、容量に余裕を持たせた方が運用が楽。

WD製のGen.4 SSDは、大容量モデルでもコストパフォーマンスに優れています。

Dota 2向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9700X マルチスレッド性能重視
GPU GeForce RTX 5070 DLSS 4で300fps以上
メモリ DDR5-5600 32GB GSkill推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 2TB WD推奨
CPUクーラー DEEPCOOL簡易水冷 長時間稼働に対応

Overwatch 2向けプロ仕様スペック

Overwatch 2向けプロ仕様スペック

チーム制FPSの高負荷環境

Overwatch 2は6人制から5人制に変更されましたが、エフェクトの派手さは健在。

アルティメットスキルが重なる場面では、画面が光とエフェクトで埋め尽くされ、瞬間的に負荷が急上昇します。

プロシーンでは300fps以上を維持する環境が求められ、特に最低fpsの底上げが重視される傾向。

推奨GPUはGeForce RTX 5070Ti。

Overwatch 2はGPU負荷が高く、300fps以上を安定して維持するにはミドルハイ以上の性能が必要。

DLSS 4とニューラルシェーダに対応しており、画質を維持しながらフレームレートを大幅に向上させることが可能になります。

CPUはCore Ultra 7 265KFまたはRyzen 7 9800X3Dを推奨。

Overwatch 2はCPU負荷も高く、特に複数のヒーローが同時にスキルを使用する場面では、マルチスレッド性能が重要。

Ryzen 7 9800X3Dの3D V-Cacheは、フレームタイムの安定性向上に大きく貢献してくれます。

ロール別の最適化

Overwatch 2では、プレイするロールによって求められる性能が微妙に異なります。

タンクやサポートは視野が広く、周囲の状況を常に把握する必要があるため、安定したフレームレートが重要。

一方、DPSは精密なエイムが求められるため、入力遅延の最小化が優先されるわけです。

メモリは32GBが標準。

Overwatch 2はメモリ使用量が多く、特に高設定でプレイする場合、16GBでは余裕がない場面も出てきます。

DDR5-5600のGSkill製メモリなら、低レイテンシで安定した動作が期待できる。

ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで充分ですが、ハイライト動画を大量に保存する場合は2TBを選んだ方がいいでしょう。

Crucial製のGen.4 SSDは、書き込み速度も十分で動画保存にも適しています。

配信を考慮した構成

Overwatch 2のプロ選手の多くは、配信を並行して行います。

1080p60fpsで配信しながら300fpsでプレイするには、CPUのエンコード性能も重要。

Core Ultra 7 265KFはNPU(13 TOPS)を統合しAI処理を強化しており、配信エンコードの負荷を軽減できるのは驚きのひとことです。

配信用のキャプチャカードを使用する場合、PCIe 5.0対応のマザーボードを選択すれば、帯域幅に余裕が生まれます。

GeForce RTX 50シリーズはPCIe 5.0対応により、最大1.8 TB/sの高速帯域を実現し、4K/8Kなど高解像度ゲーミング環境に最適化されているため、将来的なアップグレードにも対応できるわけです。

Overwatch 2向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265KF / Ryzen 7 9800X3D NPU搭載で配信も快適
GPU GeForce RTX 5070Ti 300fps以上を安定維持
メモリ DDR5-5600 32GB GSkill推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB Crucial推奨
CPUクーラー Corsair簡易水冷 配信時の負荷にも対応

Rainbow Six Siege向けプロ仕様スペック

Rainbow Six Siege向けプロ仕様スペック

タクティカルFPSの精密性要求

Rainbow Six Siegeは破壊可能な環境と精密な射撃が特徴のタクティカルFPSです。

プロシーンでは240fps以上を維持する環境が標準であり、特に壁や床の破壊エフェクトが発生する瞬間のフレームドロップを避ける必要があります。

推奨GPUはGeForce RTX 5070。

Rainbow Six SiegeはGPU負荷が比較的高く、特に破壊エフェクトの物理演算はGPU性能に依存します。

DLSS 4を有効にすれば、最高設定でも240fps以上を安定して維持できるのは驚きのひとことです。

CPUはCore Ultra 7 265またはRyzen 7 9700Xを推奨。

Rainbow Six Siegeはマルチスレッド対応が進んでおり、コア数の多いプロセッサが有利。

特に破壊演算と物理シミュレーションが並行して走る場面では、マルチスレッド性能が直接フレームレートに影響します。

サウンド処理の重要性

Rainbow Six Siegeでは、足音や銃声の方向を正確に把握することが勝敗を分けます。

サウンド処理はCPUに依存するため、高性能なプロセッサを選択することで、音の定位精度も向上するわけです。

Core Ultra 7 265は性能効率重視で設計され発熱抑制と静音化を達成しており、ファンノイズが少ないため、ゲーム内のサウンドに集中できる環境が整います。

メモリは32GBを推奨します。

Rainbow Six Siegeはメモリ使用量が多く、特にテクスチャを高設定にする場合、16GBでは不足する場合もありますが、32GBを考えると充分に余裕があり不満は感じません。

DDR5-5600のMicron製メモリは、コストパフォーマンスに優れた選択肢。

ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで充分。

Rainbow Six Siegeはアップデートごとに容量が増加していますが、現時点では100GB程度。

他のタイトルやクリップ保存を考慮しても、1TBあれば余裕を持った運用が可能です。

キオクシア製のGen.4 SSDは、読込速度と信頼性のバランスに優れています。

Rainbow Six Siege向け推奨構成表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265 / Ryzen 7 9700X サウンド処理も考慮
GPU GeForce RTX 5070 240fps以上を安定維持
メモリ DDR5-5600 32GB Micron推奨
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB キオクシア推奨
CPUクーラー サイズ空冷 静音性重視

複数タイトル対応のオールラウンド構成

複数タイトル対応のオールラウンド構成

汎用性を重視したバランス型スペック

プロゲーマーの中には、複数のタイトルを並行してプレイする方もいるのではないでしょうか。

各タイトルに特化した構成ではなく、幅広いジャンルに対応できるオールラウンド構成が求められる場面も多い。

汎用性とコストパフォーマンスを両立させるには、ミドルハイクラスのパーツ選定が鍵になります。

推奨CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3D。

これらのプロセッサは、軽量級FPSから重量級バトルロイヤルまで、あらゆるジャンルで高いパフォーマンスを発揮します。

特にRyzen 7 9800X3Dの3D V-Cacheは、キャッシュ依存度の高いタイトルで威力を発揮し、フレームタイムの安定性も極めて高い。

GPUはGeForce RTX 5070Tiが最適。

DLSS 4とニューラルシェーダに対応しており、あらゆるタイトルで高フレームレートを維持できます。

Reflex 2による低遅延対応も、競技性の高いタイトル全般で有効。

価格と性能のバランスを考えると、RTX 5070Tiは現時点での最適解といえます。

将来性を見据えたアップグレード戦略

オールラウンド構成では、将来的なアップグレードも考慮する必要があります。

PCIe 5.0対応のマザーボードを選択すれば、次世代のGPUやSSDにも対応できるわけです。

電源ユニットも余裕を持った容量を選択し、850W以上のGold認証モデルなら、将来的なハイエンドGPUへの換装にも対応できます。

メモリは32GBを標準とし、将来的に64GBへの増設を見据えて2スロット構成にするのも効果的です。

DDR5-5600のGSkill製メモリなら、増設時の互換性も高く、安定した動作が期待できる。

ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDを推奨。

複数タイトルをインストールする場合、1TBでは容量不足になる可能性が高い。

WD製のGen.4 SSDは大容量モデルでもコストパフォーマンスに優れており、長期使用にも安心感があります。

ケースとエアフローの最適化

複数タイトルを長時間プレイする場合、システム全体の熱管理が重要。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースなら、内部の熱気を効率的に排出できます。

Lian Li製のピラーレスケースは、エアフローと見た目を両立した設計が特徴。

冷却ファンの配置も重要。

フロントに吸気ファン3基、リアとトップに排気ファン各1基の構成なら、正圧を維持しつつ効率的な排熱が可能。

DEEPCOOL製やCOOLER MASTER製のケースは、標準でファンが多数付属しており、追加投資を抑えられます。

オールラウンド構成推奨スペック表

パーツ種別 推奨スペック 備考
CPU Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9800X3D 汎用性最優先
GPU GeForce RTX 5070Ti DLSS 4で幅広く対応
メモリ DDR5-5600 32GB GSkill推奨、増設可能構成
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 2TB WD推奨
電源 850W Gold認証 将来のアップグレードに対応
ケース Lian Liピラーレス エアフロー最適化

BTOパソコンでのカスタマイズポイント

BTOパソコンでのカスタマイズポイント

BTOショップ選択の基準

BTOパソコンを選択する際、ショップごとの特徴を理解することが重要。

人気メーカーのパーツが選べるBTOパソコンショップがおすすめです。

特にCPUクーラー、メモリ、ストレージ、ケースのメーカー指定ができるショップなら、プロ仕様の構成を実現できます。

大手BTOショップでは、GeForce RTX 50シリーズやRadeon RX 90シリーズの最新GPUを選択できるようになっています。

CPUもCore Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズの最新モデルが選択可能。

ただし、人気モデルは納期が長くなる傾向があるため、大会や配信スケジュールを考慮して早めの発注が必要。

カスタマイズの優先順位

BTOパソコンのカスタマイズでは、予算に応じて優先順位をつける必要があります。

最優先はCPUとGPUの選定

この2つがパフォーマンスの大部分を決定するため、予算の大半を割り当てるべき。

次にメモリとストレージを選択し、最後にCPUクーラーとケースを決定する流れが効率的です。

メモリはMicron、GSkill、Samsungから選択できるショップが理想的。

特にGSkill製は低レイテンシモデルが豊富で、競技用途に適しています。

ストレージはWD、Crucial、キオクシアから選択できれば、信頼性とコストパフォーマンスを両立できるわけです。

保証とサポート体制

プロゲーマーにとって、マシンのダウンタイムは致命的。

BTOショップの保証内容とサポート体制は、選択の重要な基準になります。

3年保証が標準で、オンサイト修理や代替機貸出サービスがあるショップなら、万が一のトラブル時にも安心。

一部のBTOショップでは、プロゲーマー向けの特別プランを用意しています。

優先サポートや専任担当者の配置、パーツ交換の迅速対応など、競技活動を支えるサービスが充実。

初期費用は高くなりますが、長期的な安心感を考えると充分に価値がある選択肢です。

BTOカスタマイズチェックリスト

  1. CPUは最新世代のCore Ultra 200またはRyzen 9000シリーズを選択
  2. GPUはGeForce RTX 50またはRadeon RX 90シリーズを選択
  3. メモリはDDR5-5600の32GB以上、人気メーカー指定可能か確認
  4. ストレージはPCIe Gen.4 SSDの2TB以上、人気メーカー指定可能か確認
  5. CPUクーラーはDEEPCOOL、サイズ、Noctuaから選択可能か確認
  6. ケースはピラーレスまたはエアフロー重視モデルを選択可能か確認
  7. 電源は850W以上のGold認証モデルを選択
  8. 保証期間は3年以上、サポート体制を確認

予算別推奨構成

予算別推奨構成

エントリークラス(20万円前後)

競技シーンへの参入を目指す初心者向けの構成。

軽量級タイトルで240fps以上を維持できる性能を確保しつつ、コストを抑えた構成になります。

CPUはCore Ultra 5 235またはRyzen 5 9600を選択し、GPUはGeForce RTX 5060を組み合わせます。

メモリは16GBで充分ですが、将来的な増設を見据えて2スロット構成にするのも効果的です。

ストレージは1TBのPCIe Gen.4 SSDで充分。

CPUクーラーはサイズ製の空冷モデルで、静音性と冷却性能を両立できます。

この構成なら、VALORANT、League of Legends、Counter-Strike 2などの軽量級タイトルで、競技レベルのフレームレートを維持できます。

ただし、Apex LegendsやFortniteなどの重量級タイトルでは、設定を下げる必要があるかもしれません。

ミドルクラス(30万円前後)

多くのプロゲーマーが選択する標準的な構成。

ほとんどのタイトルで240fps以上を維持できる性能を持ち、配信も快適に行えます。

CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700Xを選択し、GPUはGeForce RTX 5070を組み合わせます。

メモリは32GBが標準。

配信や録画を考慮すると、この容量が最低ラインといえます。

ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDで、複数タイトルのインストールにも対応。

CPUクーラーはDEEPCOOL製の簡易水冷で、長時間の練習セッションでも安定した温度管理が可能。

この構成なら、ほぼすべての競技タイトルで高いパフォーマンスを発揮します。

配信を並行して行っても、フレームレートの低下は最小限。

コストパフォーマンスを考えると、最もバランスの取れた選択肢です。

ハイエンドクラス(40万円以上)

トッププロが使用する最高峰の構成。

すべてのタイトルで360fps以上を維持でき、4K配信も快適に行えます。

CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3Dを選択し、GPUはGeForce RTX 5080または5090を組み合わせます。

メモリは64GBが標準。

複数の配信ソフトやブラウザを同時起動しても、余裕を持った運用が可能。

ストレージは2TBのPCIe Gen.4 SSDに加え、録画用に4TBのGen.4 SSDを追加。

CPUクーラーはCorsair製またはNZXT製の大型簡易水冷で、オーバークロック時でも安定した温度管理が可能になります。

この構成なら、将来的な新タイトルにも対応でき、数年間は最前線で戦える性能を維持できます。

初期投資は大きいですが、長期的なコストパフォーマンスを考えると充分に価値がある選択肢です。

予算別構成比較表

予算帯 CPU GPU メモリ ストレージ 対応タイトル
エントリー(20万円) Core Ultra 5 235 / Ryzen 5 9600 RTX 5060 16GB 1TB 軽量級タイトル
ミドル(30万円) Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9700X RTX 5070 32GB 2TB ほぼ全タイトル
ハイエンド(40万円以上) Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D RTX 5080/5090 64GB 2TB + 4TB 全タイトル最高設定

周辺機器との相性

周辺機器との相性

モニター選択の重要性

どれだけ高性能なゲーミングPCを構築しても、モニターが対応していなければ性能を活かせません。

競技用途では、リフレッシュレートと応答速度が最重要。

240Hzモニターが現在の標準ですが、トップ選手の中には360Hzや480Hzモニターを使用する方もいるのではないでしょうか。

パネルタイプはTN、IPS、OLEDの選択肢があります。

TNパネルは応答速度が最速ですが、視野角と色再現性はやや劣ります。

IPSパネルは色再現性と視野角に優れますが、応答速度はTNに及びません。

OLEDパネルは応答速度と色再現性を両立しますが、価格が高く、焼き付きのリスクもある。

競技用途では、応答速度を最優先してTNパネルを選択するプロが多い傾向。

ただし、配信映えを考慮するなら、IPSパネルの方が視聴者には好まれます。

用途に応じて使い分けるのが理想的です。

マウスとキーボードの遅延

入力デバイスの遅延も、システム全体の遅延に影響します。

ゲーミングマウスは1000Hzのポーリングレートが標準ですが、最新モデルでは2000Hzや4000Hzに対応したものも登場しています。

ただし、高ポーリングレートはCPU負荷を増加させるため、システム全体のバランスを考慮する必要があります。

ゲーミングキーボードは、メカニカルスイッチの種類によって反応速度が異なります。

リニアスイッチは反応が速く、競技用途に適しています。

タクタイルスイッチは打鍵感があり、タイピング精度が向上しますが、反応速度はリニアに劣る。

クリッキースイッチは音が大きく、配信では敬遠される傾向。

オーディオ環境の最適化

競技タイトルでは、音の定位が勝敗を分けます。

ゲーミングヘッドセットは、7.1chバーチャルサラウンド対応モデルが人気。

ただし、プロの中にはステレオ音声を好む選手も多く、音の好みは個人差が大きい部分です。

サウンドカードやDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)を追加すれば、音質と定位精度が向上します。

特にRainbow Six SiegeやCounter-Strike 2のような、音情報が重要なタイトルでは、高品質なオーディオ環境が競争力につながるわけです。

マイクも重要な要素。

配信を行う場合、クリアな音声は視聴者満足度に直結します。

コンデンサーマイクは音質に優れますが、周囲の音を拾いやすい。

ダイナミックマイクは指向性が強く、キーボード音などのノイズを抑えられます。

メンテナンスとアップグレード戦略

メンテナンスとアップグレード戦略

定期メンテナンスの重要性

プロ仕様のゲーミングPCは、定期的なメンテナンスが欠かせません。

特に重要なのが、内部の清掃。

ホコリが蓄積すると冷却効率が低下し、パフォーマンスの低下や故障の原因になってしまいますよね。

3ヶ月に1回程度、エアダスターで内部を清掃するのが理想的です。

CPUグリスの塗り直しも、1年に1回程度行うべき。

グリスが劣化すると熱伝導効率が低下し、CPU温度が上昇します。

DEEPCOOL製やNoctua製の高品質グリスを使用すれば、冷却性能を長期間維持できるわけです。

ドライバの更新も忘れてはいけません。

GPUドライバは月に1回程度、最新版に更新することで、新しいゲームへの最適化やバグ修正の恩恵を受けられます。

ただし、大会直前の更新は避けるべき。

新しいドライバで予期しない問題が発生する可能性があるからです。

アップグレードのタイミング

ゲーミングPCのアップグレードは、パフォーマンスの低下を感じたタイミングで行うのが基本。

ただし、プロゲーマーの場合、大会スケジュールを考慮する必要があります。

大会の2ヶ月前以降のアップグレードは避け、新しい環境に慣れる時間を確保するべき。

GPUのアップグレードは、最も効果的なパフォーマンス向上策。

GeForce RTX 50シリーズは世代間での性能向上が大きく、RTX 5070からRTX 5080への換装で、50%以上のフレームレート向上が見込めます。

ただし、電源容量の確認が必要。

RTX 5080は推奨電源が850W以上のため、電源ユニットの同時交換が必要になる場合もあります。

CPUのアップグレードは、マザーボードとの互換性を確認する必要があります。

Core Ultra 200シリーズはLGA1851ソケット、Ryzen 9000シリーズはAM5ソケットを使用。

旧世代からのアップグレードでは、マザーボードとメモリの同時交換が必要になるケースがほとんど。

長期運用のコツ

プロ仕様のゲーミングPCを長期間使用するには、適切な環境管理が重要。

室温は20〜25度を維持し、直射日光を避ける配置が理想的。

湿度も40〜60%に保つことで、静電気や結露のリスクを軽減できます。

電源の安定性も見逃せません。

UPS(無停電電源装置)を導入すれば、停電や電圧変動からシステムを保護できます。

特に大会中の突然のシャットダウンは致命的なため、プロの多くはUPSを標準装備しています。

バックアップ体制も重要。

設定ファイルやリプレイデータは、外部ストレージやクラウドに定期的にバックアップするべき。

システムドライブのクローンを作成しておけば、万が一のトラブル時にも迅速に復旧できるわけです。

よくある質問

よくある質問

プロゲーマーはIntelとAMDどちらを選ぶべきか

競技タイトルによって最適な選択肢は変わります。

軽量級FPSではIntelのCore Ultra 7 265Kがシングルスレッド性能に優れ、高フレームレートを維持しやすい傾向。

一方、重量級タイトルや配信を並行する場合は、AMDのRyzen 7 9800X3Dが3D V-Cacheによりフレームタイムの安定性で優位に立ちます。

予算とプレイタイトルを考慮して選択するのが正解です。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 42867 2467 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42622 2271 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41657 2262 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 40954 2360 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38432 2080 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38357 2051 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37128 2358 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37128 2358 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35505 2199 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35365 2236 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33623 2210 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32768 2239 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32402 2104 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32292 2195 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29136 2042 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28425 2158 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28425 2158 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25347 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25347 2177 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 22992 2214 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 22980 2094 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20770 1861 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19426 1939 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17658 1818 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 15980 1780 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15226 1983 公式 価格

GeForce RTX 50シリーズとRadeon RX 90シリーズの違いは

GeForce RTX 50シリーズはDLSS 4とReflex 2により、フレームレート向上と遅延削減に優れています。

配信用のNVENCエンコーダも高品質で、汎用性が高い。

Radeon RX 90シリーズはFSR 4対応で、価格対性能比に優れますが、配信やクリエイティブ用途ではNVIDIAに劣る部分があります。

競技専用ならRadeon、配信も行うならGeForceが無難な選択です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48470 101975 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32005 78104 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30015 66787 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 29939 73454 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27040 68956 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26386 60263 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21850 56823 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19829 50503 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16485 39387 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15922 38215 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15784 37992 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14572 34934 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13681 30871 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13143 32373 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10773 31755 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10603 28596 115W 公式 価格

メモリは32GBと64GBどちらが必要か

プレイするタイトルと配信の有無で判断します。

軽量級タイトルのみで配信を行わないなら32GBで充分。

重量級タイトルを複数プレイし、配信や録画を並行するなら64GBを推奨します。

メモリ不足はフレームドロップの原因になるため、余裕を持った容量を選択した方が安心です。

PCIe Gen.5 SSDは必要か

競技用途では必要性は低いといえます。

Gen.5 SSDは発熱が非常に高いため大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になり、価格も高い。

Gen.4 SSDでも読込速度は十分で、ゲームのロード時間に体感できる差はほとんどありません。

コストパフォーマンスを考えると、Gen.4 SSDが現時点での最適解です。

BTOパソコンと自作PCどちらがおすすめか

時間とスキルがあるなら自作PCが最適。

パーツを自由に選択でき、コストも抑えられます。

ただし、トラブル時の対応は自己責任。

プロゲーマーの場合、練習時間を優先するなら、保証とサポートが充実したBTOパソコンの方が安心です。

人気メーカーのパーツが選べるBTOショップなら、自作に近い自由度を確保できます。

空冷と水冷どちらのCPUクーラーがいいか

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは発熱抑制されており、空冷CPUクーラーで十分な冷却が可能。

静音性を重視するなら、Noctua製やサイズ製の大型空冷クーラーが最適です。

オーバークロックや長時間の高負荷運用を行うなら、DEEPCOOL製やCorsair製の簡易水冷を選択した方がいいでしょう。

メンテナンス性を考えると、空冷の方が手間は少ない。

ゲーミングPCの寿命はどのくらいか

適切なメンテナンスを行えば、5年以上は現役で使用できます。

ただし、競技シーンの要求スペックは年々上昇するため、3年程度でGPUのアップグレードが必要になる場合が多い。

CPUとマザーボードは5年程度使用できますが、新しいメモリ規格やインターフェースに対応するため、システム全体の刷新が必要になるケースもあります。

電源容量はどのくらい必要か

使用するGPUによって必要な電源容量は変わります。

GeForce RTX 5070までなら750W、RTX 5070TiやRTX 5080なら850W、RTX 5090なら1000W以上を推奨します。

電源効率を考えると、最大負荷が電源容量の70%程度になる構成が理想的。

Gold認証以上のモデルを選択すれば、効率と安定性を両立できます。

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